おしらせ
【クイーン賞(船橋)】地元のクラーベセクレタが人気に応え快勝
7日、船橋競馬場で行われた牝馬のハンデ交流重賞・第57回クイーン賞(交流GIII、ダ1800m)は単勝オッズ1.5倍と断然の1番人気に推されていたクラーベセクレタ(牝3、船橋・川島正)が好位追走から、ゴール前で先に抜け出していたプレシャスジェムズ(牝4、美浦・伊藤圭)を半馬身差し切って先頭でゴールイン。地元船橋では意外にも初のレースだったが、見事人気に応えた。勝ち時計は1分53秒2(不良)、鞍上は戸崎圭太騎手。 揃ったスタートのなか先手を主張したのはトップハンデのエーシンクールディ(牝5、笠松・伊藤強)。インの2番手でプレシャスジェムズが逃げ馬をぴったりマーク、南関SIIの戸塚記念を逃げ切ったナターレ(牝3、川崎・内田勝)が3番手で追走、人気のクラーベセクレタは外め4番手からの競馬に。スローペースのなか馬群は一団となってレースは進行する。3コーナー過ぎで鞍上戸崎騎手の手が動き、先頭をうかがう勢いでクラーベセクレタが進出開始。直線に向くとエーシン、ナターレは脱落しプレシャスジェムズが抜け出しを図る。軽快に脚を伸ばすプレシャスに外からクラーベセクレタが襲い掛かり、この2頭のマッチレース状態に。2頭ともに同様の脚色となりプレシャスが押し切るかに思えたが、鞍上の猛ゲキに応えクラーベセクレタがゴール前でグイッと伸び半馬身差したところでゴールインとなった。2着はプレシャスジェムズ。そこから2馬身差の3着には道中インの5番手から、直線ではジワッと伸びてきた2番人気のカラフルデイズ(牝3、栗東・藤原英)が入っている。 配当は単勝150円、馬連690円、馬単960円、3連複890円、3連単3,120円。勝ったクラーベセクレタは父ワイルドラッシュ、母シークレットルーム(母父タイキシャトル)という血統。ホッカイドウ競馬から南関へ移籍後に羽田盃、東京ダービーを制し牝馬ながら南関2冠制覇を達成し、前走ではロジータ記念を制している。交流重賞はこれが4度目の挑戦で初勝利となり、通算成績を15戦10勝(うち重賞9勝)とした。 勝利ジョッキーインタビューで戸崎圭太騎手は 「力を信じて乗りました、人気に応えることができて良かった。スローだったので2番手の馬(プレシャスジェムズ)が粘りましたが、いい走りを見せてくれた。ファンの皆さんには迷惑をかけたが、これからひとつひとつのレースで応援していただければと思います」 とコメントし、喜びを噛み締めていた。 ★【地方競馬トピックス】ロジータ記念はクラーベセクレタが快勝! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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