おしらせ
【クイーン賞(船橋)】南関最強牝馬・クラーベセクレタに強力な中央勢が挑む
7日に船橋競馬場のメインレースとして行われるのは、南関7頭、笠松3頭、中央4頭の牝馬によって争われる第57回クイーン賞(交流GIII、ダ1800m)。南関最強牝馬・クラーベセクレタに、JBCレディスクラシックで上位に名を連ねた中央勢が挑むこの一戦の展望をお届けしたい。 地元・船橋所属のクラーベセクレタは、春にロジータ以来となる牝馬による南関2冠を達成したものの、3冠に挑んだジャパンダートダービーでは3着に敗れ、レース後に禁止薬物が検出されまさかの失格となってしまった。復帰戦となったレディスプレリュードで5着に敗れ、JBCレディスクラシックへの出走は見送ったが、前走のロジータ記念では3馬身差の完勝。復活の兆しを見せている。失格になったとはいえジャパンダートダービーの走りを見れば牝馬同士なら力上位は明らかで、初挑戦となる船橋コースさえ克服できれば、上位争いに名を連ねることになりそうだ。 対する中央勢は、関東オークス勝ちの実績があり、JBCレディスクラシックで3着に善戦したカラフルデイズが筆頭格か。前走後も順調に調整が続けられている。11月24日には格上のミラクルレジェンドと栗東・Cウッドで併せ馬を敢行し、6F82秒5(強め)をマーク。しっかり併入を果たした。4日の最終追い切りは栗東・ポリトラックで短めに追われ、4F52秒1(馬なり)をマークし、追走した相手と併入している。夏場から使われているものの好状態をキープしており、いい走りを見せてくれるのではないか。 中央所属でJBCレディスクラシック4着のパールシャドウは、昇級戦で3歳時以来となる重賞挑戦、そして初の地方挑戦だったことを考えれば、好内容と考えていいのではないか。9月以降で5戦目になることもあり、中間は控え目の調整が続けられていたが、4日には美浦・ポリトラックで5F63秒8(馬なり)の好タイムを楽な手応えで叩き出し、目下の充実ぶりを再認識させてくれた。地方独特のダートも2度目で慣れが見込め、管理する手塚師も勝利への手応えを掴んでいるようだ。 JBCレディスクラシック5着で中央所属のウェデングフジコは、1年ぶりの復帰戦となった2走前の府中牝馬Sを叩かれ、大きな変わり身を見せてくれた。中間はいつもどおり坂路主体の調整が続けられ、1週前の11月30日には美浦・坂路で4F51秒9(馬なり)をマーク。4日の最終追い切りも美浦・坂路で4F54秒9-1F12秒1(馬なり)と、終い重点の好時計を出している。重賞タイトルには惜しくも手が届いていないが、牝馬限定の交流重賞では2着した実績もあるだけに、何とかタイトルが欲しいところだ。 最後にもう1頭、中央で1000万特別、準オープンと連勝して勢いに乗るプレシャスジェムズも取り上げておきたい。形の上では昇級戦になるが、今春にはエンプレス杯で“あわや”のシーンを演出して勝ち馬と0秒1差で走っており、展開ひとつでチャンスが出てくるのではないだろうか。 ★パールシャドウを管理する手塚貴久厩舎公式ブログはコチラ ★プレシャスジェムズに騎乗する吉田隼人騎手公式ブログはコチラ ★【地方競馬トピックス】牡馬蹴散らしクラーベセクレタ2冠達成! ★【地方競馬トピックス】ロジータ記念はクラーベセクレタが快勝! など ★【関東オークス(川崎)】カラフルデイズが1番人気に応える! ★クイーン賞(船橋)のJRA所属出走予定馬が発表
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