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【土曜阪神8R/三木ホースランドパークJS】唯一の障害2勝馬・タマモユニヴァースが中心

障害重賞3着の力があればここでは上位争い必至だろう。

10日に阪神競馬場で行われる障害オープン・三木ホースランドパークジャンプS(障害OP、芝3900m)。8頭立ての少頭数となり、抜けた障害実績を持つ馬の出走もないが、今後さらなる飛躍をする馬が出てくることを願いたいところだ。では、この一戦の展望をお届けする。 障害転向後は1、2、1着と順調に実績を積み重ねており、出走8頭のうち唯一、障害戦で2勝を挙げているのがタマモユニヴァースだ。唯一敗れた2走前も、勝ったエルジャンクションとはわずか3/4馬身差。3着以下には9馬身もの差をつけており、“負けて強し”の内容だったと評価していいだろう。中間は障害デビュー戦からコンビを組み続けている北沢騎手がつきっきりで調整が続けられ、7日の最終追い切りは栗東Cウッドで6F79秒8(馬なり)の好タイムをマーク。目下の好調を持続していると見て良さそうだ。一気の距離延長さえ克服できれば、圧勝の可能性もあるのではないか。 障害戦での勝ち星こそ1つだが、小倉サマージャンプ4着、京都ジャンプS3着と重賞実績があるエムエスワールドが相手筆頭。7日の最終追い切りこそ、栗東Cウッドで6F83秒2(馬なり)と平凡な内容ながら、11月30日には熊沢騎手が騎乗して同じく栗東Cウッドで6F80秒6(馬なり)をマークしており、態勢は整っている。阪神コースは障害初勝利を挙げた好相性の舞台で、自分の力さえ出し切れれば逆転できる可能性までありそうだ。 障害転向3戦目で初勝利を挙げたナリタシャトルは、一戦ごとにレース内容が良化している一頭。前走後はひと息入れたが、2日に栗東坂路で中間初時計となる4F54秒4(馬なり)をマークすると、7日には栗東Cウッドで西谷騎手が騎乗して6F81秒0(馬なり)の好タイムを余裕で出し、好調さを感じさせた。障害馬としてのキャリアが浅く、まだまだ良くなる余地はあり、オープン馬が相手でも見せ場以上の走りが期待できそうだ。 相手関係を考えると、昇級戦となった前走で4着だったエルチョコレートも、浮上の余地ありか。前走から中1週での参戦ということで、中間は控えめな調整。それでも7日には栗東Cウッドで6F83秒8(馬なり)をマークしており、この馬なりにいい状態をキープしていると見ていいのではないか。今回は小坂騎手が小倉遠征ということで白浜騎手に乗り替わるが、初挑戦となる阪神コース、3900mの距離さえ克服できれば、上位争いに加わっても不思議ではない。 ★エムエスワールドの障害重賞初挑戦は4着 【小倉サマージャンプ】10番人気・ドングラシアスが波乱を演出 ★エムエスワールドが3着に善戦 【京都ジャンプS】テイエムハリアーが重賞初制覇 ★エムエスワールドは平地のオープン特別でも3着の実績があるんです 【カシオペアS(2010年)】トゥザグローリーが“強い3歳世代”を猛アピール!!
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