おしらせ
【阪神JF】叔父トーセンジョーダンの無念を晴らす! ラシンティランテ
栗東 坂路 良 強め 53.9-38.9-25.8-12.8 8月のデビュー戦を白星で飾ったラシンティランテ。2走目となった札幌2歳Sこそ6着に敗れたものの、前走白菊賞では巻き返しの勝利を果たした。手綱を取った藤岡佑騎手はレース後に「抜け出す時の脚は速かった。能力は感じていましたが、短い間にグンと成長していますね。この勝ち方ができるなら、次(阪神JF)も十分やれるんじゃないでしょうか」と手応えを掴んだ様子。中1週と強行ローテではあるが、2歳女王の座を虎視眈々と狙う。 前走から間隔が詰まっているためこの中間は2本のみ。前走後の初時計は6日、栗東坂路を15-15のラップで登坂した。息遣いを確認する軽い調整に留まるも、動き自体は軽快そのもの。脚捌きも確かで、前走の疲れが尾を引いていることはなさそうだ。そして昨日(7日)に行われた最終追い切りは前日同様に坂路へ現れるとサクラエミネント(2歳未勝利)との併せ馬を敢行。藤岡佑騎手を背にパートナーを3馬身ほど追走すると、軽く仕掛けられただけでビュンと反応。残り100mで僚馬を楽々と交わし、一瞬で1馬身リードを広げてフィニッシュした。調教後の気配は上々で、牝馬特有の気負った面もなくリラックスムード。これならばレースで力を出し切ってくれそうだ。 感触を確かめた藤岡佑騎手が「折り合いがつきましたし、最後もちゃんと伸びてくれた。順調ですよ」と笑顔を見せると、管理する友道師も「(4F)54秒くらいの予定だったのでピッタリ。見ての通り動きは良かったね」と最終リハに納得の様子。「ピッチ走法なので阪神の坂もそれほど苦にしないと思いますし、お母さんに似て前向きな性格。ここまでいい感じで来れたので、何とかいい競馬をして欲しいですね」とトレーナーは自信を持って送り出す構えだ。 ラシンティランテの祖母エヴリウィスパーの代表産駒と言えば、先日の天皇賞・秋を制したトーセンジョーダンだろう。このトーセンジョーダン、ジャパンCでは女帝ブエナビスタに僅差で苦杯をなめさせられる形となったが、奇しくも阪神JFにはブエナビスタの妹ジョワドヴィーヴルがエントリーしている。叔父の無念を晴らせるか!? 2歳牝馬たちによるジャパンCのリベンジマッチにも注目だ。 ★大人びたレースぶりで初陣飾る 【メイクデビュー札幌5R】ラシンティランテがデビュー勝ち ★【阪神JF】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★皆様のご協力をお願い致します 東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
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