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【愛知杯】有力馬1週前追い切りレポート

無傷の3連勝でGIを制覇したレーヴディソール。ひと叩きされ、本調子を取り戻しつつある

今週末の日曜日、小倉競馬場のメインレースとして行われるのが牝馬によるハンデ重賞・第49回愛知杯(GIII、芝2000m)だ。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! レーヴディソール 1年前の阪神JF馬。今年の牝馬クラシック総なめも、と期待された大器だったが骨折で春夏はまるまる棒に振ってしまった。復帰戦は古馬混合の前走・エリザベス女王杯。いささか軽めの仕上げだったこともあり直線手前で早々に失速しての11着に終わってしまったが、長休明けを叩かれての逆襲は十分にありそう。前走後は若干疲れが出たようだがしっかり立ち直ってきており、中間は活気ある動きを見せている。7日は栗東ウッドでキタサンアミーゴ(5歳オープン)と併せ馬。“マツパク流”の終い重点調教となったが、仕掛けにはしっかり反応し一杯に追われる相手に対し脚色で勝って1馬身の先着を果たした。ここでしっかり負荷をかけられたのは評価していいだろう。実力馬が本調子を取り戻してきた。 フミノイマージン 今春に牝馬重賞2勝。前走・エリザベス女王では0秒9差の8着だったが外に進路をとったのが響いた感もあり、インに入れていればもう少し差は詰まっていたかもしれない。いずれにしてもこのメンバーなら実績は大威張りできる。前走後は厩舎でじっくりと調整。間隔をとった効果か、馬体は充実し張りを一段と増している。7日は栗東ウッドでクロワラモー(4歳1000万下)を1馬身追走、終いびっしり追われたが差を詰められずの1馬身遅れ入線となった。ただ、もともと攻め駆けする馬ではないので心配は不要。ここでしっかり追えたことを評価していいし、実際追い切った後に馬は更に良くなってきている。 アスカトップレディ 3走前はレコード決着だった準オープンの大原Sで0秒3差の4着(勝ち馬は後に福島記念を制するアドマイヤコスモス)、続く府中牝馬Sは格上挑戦で4着に入っている。前走の準オープン戦もメンバー揃ってはいたが牝馬同士とあれば順当勝ちだったと言えるし、ここでも存在感では見劣らない。この中間はここ一本を目標に順調に乗り込まれて、馬体と気配両面でいい雰囲気が感じられる。7日は栗東坂路でマコトリヴァーサル(2歳オープン)に胸を貸すスパーリング。ややアオられ気味の内容となったが、相手はかなり稽古で走るタイプ。この馬自身もラスト2F25秒3-1F12秒3(一杯)の切れを披露できており、好調だろう。初の小倉がどうかだが、自在性のある脚質だけにそう苦にすることはないだろう。 コスモネモシン クイーンSで2着、札幌記念で4着、カシオペアSで2着とオープンクラスで好走続き。ハンデ55.5キロはやや見込まれた感はあるが一連の好調はキープできており、2年弱ぶりのVがあってもいい。7日は美浦のC(ダート)コースで追われ、5F62秒1-1F12秒3(G前追う)と意欲的な内容となったが鋭い伸びでしっかり応えていた。これが実質の最終追いで、今週は小倉でサラッと流す程度になりそう。 ★翌年の活躍は約束されたも同然……だったが 【阪神JF】レーヴディソールが無傷の3連勝で2歳女王に!! ★牝馬同士なら力の違うところを見せた 【マーメイドS】フミノイマージンが牝馬重賞2勝目 ★火曜日はデータ、水・木曜は全馬追い切り短評を掲載 【愛知杯】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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