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【朝日杯FS】有力馬1週前追い切りレポート
2歳チャンピオン決定戦となる第63回朝日杯フューチュリティS(GI、芝1600m)が今週末の日曜日、中山競馬場で開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! レオアクティブ 前走、格上挑戦で挑んだ京王杯2歳Sでは後方待機から末脚を爆発させ見事な差し切り勝ちを収めた。中山で勝利経験あり、急坂コースへの対応も問題ない。休みなく走っているが、特に疲れた様子はなく中間は順調に来ている。7日は杉浦師自らが手綱を握り、美浦ポリトラックコースで先輩馬アカリ(5歳1000万下)を1秒2追走。テンから抜群のスピード感を見せると、直線向いても勢い衰えることなく、持ったままきっちりと伸び同入を果たした。動き、馬体ともに柔らかみがあり高いレベルで好状態をキープしていると見ていい。 クラレント 2連勝でデイリー杯2歳Sを制覇。続く東京スポーツ杯2歳Sでも2番人気に推されたがレース前の放馬と不良馬場が影響したか、13着と案外な結果に終わっている。大一番で逆襲なるか。レースにならなかったぶん前走のダメージは少なく、中間は順調。8日は栗東坂路で2歳未勝利馬を1秒追走し、0秒1届かずの遅れ入線となった。脚色も劣勢で見栄えは良くないが大差を追ったものだし、もともと稽古で動かないタイプだけにそう懸念視する必要はないだろう。時計は4F53秒0-1F12秒8(一杯)と上々だし、馬体も維持できている。この馬なりの好調をキープ。 ダローネガ 新馬戦では後に小倉2歳Sを制するエピセアロームを撃破。前走のデイリー杯ではスタートで後手を踏み、レースでは外々を周る距離損がありながら0秒1差の2着に食い込んでいる。間違いなく世代上位の力の持ち主だ。短期放牧後は坂路中心に乗り込まれており、徐々に態勢は整いつつある。7日は主戦佐藤騎手が跨り、栗東坂路で単走。テンからぐいぐい進み、ラストはステッキも入る猛ゲキをかけられたが4F52秒7-1F13秒0(一杯)という好タイムで応えている。フットワークに伸びやかさがあるのが印象的で、いい仕上がり状態だろう。 トウケイヘイロー 前走の500万特別で、後に京王杯2歳Sを制するレオアクティブを2着に退けている。しかも東京芝1400mの2歳レコードを更新するおまけつきだった。デビュー2戦目で挑んだ新潟2歳Sでは1秒6差の7着に敗れているが、ここへ来ての進境度合いからGIでも好勝負できそうだ。放牧でひと息入れられ、11月の末に帰厩。ここまでの追い本数は少ない印象だが放牧先で相当乗り込まれていたようで、緩みがなく仕上がりの良さが目につく。7日は黒岩騎手が跨り(本番は後藤騎手)、栗東ウッドで終いびっしり追われ鋭い弾けっぷりを披露している。11日もウッドで併せ馬をかけており、ここまでの調整ぶりは意欲的そのものだ。落ち着きがあるのが好印象。 アルフレード 新馬、500万特別とここまで負けなしの2連勝。いずれも好位で折り合って、直線で鋭く抜け出すセンスある内容だっただけに、一気の相手強化でもやれそうな雰囲気だ。短期放牧からの帰厩後は、追われるごとにグングンと上昇。8日は美浦のウッドコースでカペラSに出走するデュアルスウォード(3歳オープン)を0秒5追走すると、脚色圧倒でアオる抜群の動きを見せた。馬体の充実度も目を惹くものがあり、絶好の状態と見ていいだろう。 サドンストーム 前走京王杯2歳Sでは早めに抜け出し2着。勝ち馬の切れ味にこそ屈したが、3着馬との追い比べはきっちり制しており地力の高さは間違いのないところ。この中間はじっくり鍛えられており、逞しさが出てきている。7日は栗東坂路で後方から来るティアップワイルド(5歳オープン)を迎え撃ったが、ステッキがビシビシ入る相手を尻目に脚色余裕のままリードをキープ。結局アタマ差凌いで先着を果たした。こちらは騎手(国分優騎手)騎乗だったが、それを差し引いても圧巻の動きだったと言えよう。更にデキは良くなっている。 ★次元の違う脚でまとめて差し切り! 【京王杯2歳S】レオアクティブが大外一気で重賞初制覇 ★中団で折り合い、直線で弾けた! 【デイリー杯2歳S】兄弟制覇達成!クラレントが直線鋭く伸びV ★火曜日はデータ、水・木曜は全馬追い切り短評を掲載 【朝日杯FS】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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