【香港スプリント】ラッキーナインが地元で逆襲! 日本勢は5、14着…
- レース直後のカレンチャンと安田隆調教師(右端)
11日の現地時間14時40分(日本時間15時40分)、香港のシャティン競馬場で行われた香港スプリント(GI、芝1200m)は、今年のスプリンターズSにも参戦していたブレッド・プレブル騎手騎乗のラッキーナイン(セ4、香・C.ファウンズ)が勝利。際どい2着争いはエントラップメント(セ5、香・J.サイズ)とジョイアンドファン(セ8、香・D.クルーズ)の同着となった。日本から挑戦したカレンチャン(牝4、栗東・安田)は5着、パドトロワ(牡4、栗東・鮫島)は14着に終わっている。
◇ ◇ ◇
香港ヴァーズに続いて行なわれた香港スプリントには2頭が出走した。
パドトロワ、カレンチャン、共に好スタートを決めた。パドトロワはハナへ行く構えをみせ、カレンチャンは外からロケットマンを行かせて、好位に控えた。
しかし、パドトロワは楽に先手をとらせてもらえず早々に手応えが怪しくなり、馬群に呑まれた。
また、カレンチャンはマークしたロケットマンが早々に下がってきたため一瞬、行き場を無くす。仕方なく他馬を行かせた後、外へ持ち出したが、時すでに遅し。5着まで巻き返すのが精一杯だった。
最下位に沈んだパドトロワの安藤騎手は「怖がりの馬なので交わされた時点で下がって脚がなくなってしまいました」と語った。
また、3コーナーでのコース取りが審議対象となり、3日間の騎乗停止処分となった池添騎手は悔しそうに言う。
「マークする馬を間違えました。ロケットマンがあんなに早々に下がってくるとは思っていませんでした。残念です」(ターフライター・平松さとし)
なお、レース結果は以下の通り。
着順 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 4 ラッキーナイン セ4 126 B.プレブル
2 7 エントラップメント セ5 126 D.ホワイト
2 13 ジョイアンドファン セ8 126 B.ドイル
4 6 リトルブリッジ セ5 126 G.モッセ
5 14 カレンチャン 牝4 122 池添 謙一
6 12 リッチユニコーン セ5 126 M.デュプレシス
7 10 アドミレーション 牡4 126 D.ビードマン
8 3 ベイティッドブレス 牡4 126 S.ドロウン
9 8 ソールパワー セ4 126 K.ラサム
10 2 セイクリッドキングダム セ8 126 Z.パートン
11 9 グリーンバーディー セ8 126 T.アングランド
12 1 ロケットマン セ6 126 B.ヴォルスター
13 5 ソサイエティーロック 牡4 126 J.ムルタ
14 11 パドトロワ 牡4 126 安藤 勝己
※斤量の単位はポンド
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