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【阪神JF】抽選くぐり抜け母仔制覇 ジョワドヴィーヴルが2戦目で載冠

キャリア2戦目でGI・阪神JFを圧勝したジョワドヴィーヴル

11日、阪神競馬場で行われたメインレース・第63回阪神JF(GI、芝1600m)は、ブエナビスタの半妹で、1勝馬ながら抽選をくぐり抜けたジョワドヴィーヴル(牝2、栗東・松田博)が、中団追走から直線で外に持ち出すと楽々と抜け出し、2戦目でのGI制覇。母ビワハイジに続く同レースの母仔制覇、そして姉ブエナビスタに続き姉妹制覇を飾った。勝ち時計は1分34秒9(良)、鞍上は福永祐一騎手で、昨年に続き連覇となった。 どの馬も先手を主張せず、ファインチョイス(牝2、栗東・領家)が押し出されるように先頭に立った。2番手をラシンティランテ(牝2、栗東・友道)が続き、その直後を1番人気のサウンドオブハート(牝2、美浦・松山康)が追走。だが、大外枠からの発走で前に壁が作れなかったため、やや折り合いを欠いている。その後ろにつけた2番人気エピセアローム(牝2、栗東・石坂)も、鞍上が制御に苦労しているように見えた。 対してジョワドヴィーヴルは、中団でスムーズに折り合った。前哨戦・ファンタジーSの覇者アイムユアーズ(牝2、美浦・手塚)も前々で流れに乗っている。スローペースでレースは進み、ファインチョイス先頭のまま勝負は長い直線に持ち込まれた。 直線を向くと、先にサウンドオブハートが抜け出し、それに外からアイムユアーズが襲いかかる。内を狙ってアンチュラス(牝2、栗東・安田)、外からイチオクノホシ(牝2、美浦・矢野英)なども脚を伸ばしてくるが、それらの争いを尻目に、馬場の外めに持ち出したジョワドヴィーヴルが一気に突き抜ける。残り200mで先頭に立つと、そのまま最後は後続に2馬身半の差をつけてGIのゴール板を先頭で駆け抜けた。 勝利騎手インタビューで福永騎手は「まだキャリア2戦目で、ここで勝つようなら凄い馬になると思っていた。半信半疑な部分もありましたが、初戦より返し馬の感触が良かったので、いけるかなと思いました。エンジンが掛かってからはあっという間でしたし、終わったあともケロッとしていた。今後も無事にいってくれればと思います」と、喜びを語った。 直線入り口から続いたアイムユアーズとサウンドオブハートの競り合いは、結局ゴール板まで続き、わずかにハナ差でアイムユアーズが2着に。3着にサウンドオブハートが入線し、武豊騎手の“24年連続中央GI制覇”の偉業達成は、翌週以降に持ち越されることとなった。なお2番人気エピセアロームは8着、3番人気ラシンティランテは15着に敗れている。 配当は単勝680円、馬連4,870円、馬単8,270円、3連複9,370円、3連単62,850円。勝ったジョワドヴィーヴルは父ディープインパクト、母ビワハイジ(母父Caerleon)という血統で、半兄にアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラ、半姉にブエナビスタらがいる良血馬。 ※詳しいレース結果はコチラ ★新馬戦も圧勝でした! 【メイクデビュー京都】世代最注目のジョワドヴィーヴルがデビューV ★馬三郎・弥永TMのコラム ジョワドヴィーヴルがこの状態で勝つなら来年は… ★吉岡司馬体チェック やはりビワハイジの子供だった ★POGニュース こういう馬が走る/ジョワドヴィーヴル ★注目のPOGホース 潜在能力は相当/ジョワドヴィーヴル
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