【香港ヴァーズ】ドゥーナデンがGI連勝! トレイルは6着に敗れる…

- パドックでのトレイルブレイザーと池江泰寿調教師(右端)
11日の現地時間14時00分(日本時間15時00分)、香港のシャティン競馬場で行われた香港ヴァーズ(GI、芝2400m)は、中団からレースを進めたクレイグ・ウィリアムズ騎手騎乗のドゥーナデン(牡5、仏・M.デルザングル)が力強く抜け出し勝利。2着にはサムザップ(セ7、香・C.ファウンズ)、3着はシルヴァーポンド(牡4、仏・F.ヘッド)とレッドカドー(セ5、英・E.ダンロップ)の同着という結果になった。なお、日本から挑戦したトレイルブレイザー(牡4、栗東・池江)は6着に終わっている。
◇ ◇ ◇
日本馬の先陣を切って現れたのはトレイルブレイザー。池江泰寿調教師自らが装鞍を行ない、パドックへ向かった。
「良い雰囲気」と言って跨ったのは安藤勝己騎手。十分に勝負になると目論み、臨んだ。
しかし、出遅れて後方へ。インに入ってなかなか出すシーンがなく、直線、やっと外へ出せた時には万事休すだった。
「出遅れたのが痛かった。それに芝も日本とは違う感じで気にしていたのか、伸びを欠きました」と安藤騎手は唇を噛みしめた。
レースを見守った池江泰寿調教師は次のように語った。
「芝を気にしていたのか追走に戸惑っていた感じでした。馬の状態は良いと思っただけに残念です」(ターフライター・平松さとし)
なお、レース結果は以下の通り。
着順 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 5 ドゥーナデン 牡5 126 C.ウィリアムズ
2 9 サムザップ セ7 126 B.プレブル
3 3 シルヴァーポンド 牡4 126 T.ジャルネ
3 10 レッドカドー セ5 126 R.ムーア
5 4 カンパノロジスト 牡6 126 L.デットーリ
6 1 トレイルブレイザー 牡4 126 安藤 勝己
7 2 ジャッカルベリー 牡5 126 F.ブランカ
8 6 マイティーハイ セ5 126 D.ビードマン
9 11 スーパーサテン セ6 126 O.ドゥルーズ
10 13 ヴァダマー 牡3 121 C.ルメール
11 8 レドウッド 牡5 126 M.ヒルズ
12 7 ミスターメディチ 牡6 126 G.モッセ
13 12 サラリンクス 牝4 122 C.スミヨン
※斤量の単位はポンド
★
香港国際競走特集はコチラ
★各レースの出馬表
PCはコチラ/
携帯はコチラ
★
「優勝のチャンスも十分」トレイルブレイザー、前田オーナーコメント
★
香港競馬メディア「新報馬薄」による最新レポート