おしらせ
【香港国際競走】アパパネら日本馬4頭は共に順調
国際レース開催の前日となる12月10日、土曜日。前日に引き続き冷たい空気に包まれ、ストーブに火の入る沙田競馬場で調教が行なわれた。 日本陣営の先陣を切って馬場入りしたのはカレンチャン(牝4、栗東・安田)。終いだけサッと流す程度で芝コースを走り終えると、入れ替わるように芝コースに入ったのがアパパネ(牝4、美浦・国枝)だ。 キャンターを終え、引き上げてきた福田好訓調教助手は「放せばいくらでも走って行く感じ。良いデキになりました」と笑顔をみせて語った。 当初、この2頭は一緒に馬場入りする予定だったが、「共に軽いところだけなら(他の邪魔にならないように)別々に入ってくれと香港ジョッキークラブに言われて」(カレンチャンの手綱をとった安田翔伍調教助手)別々での馬場入りとなった。 しかし、両陣営とも「併せ馬で速い追い切りをしようと思ったわけではないので何も問題ありませんでした」とのこと。 また、この2頭から遅れること十分ほど。オールウェザーに入ったのがパドトロワ(牡4、栗東・鮫島)とトレイルブレイザー(牡4、栗東・池江)だ。 パドトロワが先行してトレイルが追いかける形。最後まで併せることはなく、それぞれが単走でキャンターを敢行した。 池江泰寿調教師は引き上げてきたトレイルに目をやった後、次のように語った。 「ジャパンCから中一週と言っても当初の予定通りなので良い具合に仕上がっています。デキの良さが馬体のハリに表れるタイプで、今回もみるからに良いので期待できます」 決戦は明日に迫った。ここ香港から日本へ、吉報を届けられることを願おう。 (ターフライター・平松さとし) ★香港国際競走特集はコチラ ★「いい報告ができたら」カレンチャン、鈴木オーナーコメント ★「優勝のチャンスも十分」トレイルブレイザー、前田オーナーコメント ★香港競馬メディア「新報馬薄」による最新レポート
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