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【朝日杯FS】クラレントが2つの夢を背にいざ中山へ

前走の疲れもなく順調なクラレント

栗東 坂路 良 一杯 53.1-39.2-26.6-13.8 7月の新馬戦を完勝すると、続くデイリー杯2歳Sではダローネガに半馬身差をつけ、連勝で重賞初制覇を飾ったクラレント。3走目に選んだ舞台は、クラシックの登竜門である東スポ杯2歳S。ここでもファンは2番人気の支持を与えたが、馬場入り後に放馬するアクシデントが発生。また、レースでも重馬場が影響し13着と惨敗。管理する橋口師も「前走は放馬のアクシデントに加え、馬場も悪く実力を出すことができなかった。デイリー杯の時が本来のクラレントの走りです」と、前走はまったくの参考外であると強調。伯楽が送り出すクラレントの巻き返しは必死だ。 坂路コースで行われた最終追い切りでは、デビュー戦から手綱を取る小牧騎手が追い、4F53秒1でラストの1Fが13秒8をマーク。いささか地味に見えたが、前走の後遺症は感じさせず及第点といった内容。 調教を見届けた橋口師は「今朝は最後の1Fだけ強めにという指示。時計は遅かったが馬場の状態もありますし、攻め馬はそんなに動かない馬なので、この馬としては順調といえるでしょう。また、今回は中山に変わりますが、器用なタイプではないのでコースは気になりますが、自分の競馬をすれば結果は付いてくると思います」と慎重な口ぶりだった。 クラレントの兄リディルは、3戦目のデイリー杯2歳Sを勝利し、次走は朝日杯FSを予定していたのだが、放牧先で骨折が判明。予定していた朝日杯を回避するとともに、翌年のクラシックも棒に振ってしまった。 また、管理する橋口師の夢はダービートレーナーになること。1996年のダンスインザダークに始まり、04年のハーツクライ、09年のリーチザクラウン、そして、10年のローズキングダムと、4度の2着はあるのだが、今だその夢は実現できていない。兄の思いとその先にある、師の夢であるダービー制覇へ。2つの夢を乗せたクラレントが、師走の中山競馬場を真っ先に駆け抜ける。 ★兄に続く勝利! 【デイリー杯2歳S】兄弟制覇達成!クラレントが直線鋭く伸びV ★【朝日杯FS】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★皆様のご協力をお願い致します 東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
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