【地方競馬】明日、園田競馬場でDG競走・兵庫ゴールドT　ラプタス、テイエムサウスダンなど11頭が参戦

12月22日、園田競馬場でダートグレード競走・兵庫ゴールドTが開催される。枠順、発走時刻は以下の通り。1着賞金は3000万円。なお、1枠1番リュウノシンゲンは疾病（感冒）のため前日出走取消。

■園田7R・兵庫ゴールドT（JpnIII、ダ1400m）　15時45分発走

1枠1番　リュウノシンゲン　-出走取消-

2枠2番　ワイドファラオ　　（牡5、栗東・辻野）　　C.デムーロ

3枠3番　スマハマ　　　　　（牡6、兵庫・玉垣光）　吉村智

4枠4番　スマートアヴァロン（牡9、北海道・田中淳）落合玄

5枠5番　テイエムサウスダン（牡4、栗東・飯田雄）　岩田康
5枠6枠　イグナイター　　　（牡3、兵庫・新子雅）　笹田知

6枠7番　トーセンレビュー　（牡4、浦和・小久保）　廣瀬航
6枠8番　ヒロシゲゴールド　（牡6、栗東・北出）　　亀田

7枠9番　クリノフウジン　　（牡7、兵庫・橋本明）　下原理
7枠10番 イダペガサス　　　（牡6、北海道・田中淳）服部茂

8枠11番 ラプタス　　　　　（セ5、栗東・松永昌）　幸
8枠12番 メイショウワダイコ（牡9、兵庫・新子雅）　佐々木世

ワイドファラオ（牡5、栗東・辻野）は、2020年のかしわ記念優勝馬。その後の競馬ぶりからも左回りのマイルがベストに感じるが、1400mの距離は5走前のさきたま杯で対応済みだ。すんなりした競馬ができないと脆い面があるため、テン乗りのC.デムーロがいかに導くか注目。唯一のJpnIウイナーながらハンデは57.5キロと他実力馬に比べると恵まれた印象。

テイエムサウスダン（牡4、栗東・飯田雄）は、11月のJBCスプリントで出走枠に入ることができず、その後はベストよりも1F長い武蔵野Sに出走し9着。相手も強かったが残り1F付近で他馬と一緒の脚色になっていたため距離が単純に長かったのだろう。小回り1400mがぴったりな馬で、今年はダ1400mの地方競馬場で行われたDG競走で3戦3連対。ハンデも58キロなら反発してきそうだ。

イグナイター（牡3、兵庫・新子雅）は、園田競馬転入2戦目に1分27秒4（稍重）と重賞級の走破時計をマーク。園田競馬では4戦4勝で、持ち時計も十分であれば、JRA勢相手でも食い込みが考えられる。課題は展開面で、激しい逃げ・先行争いが見込まれる状況でスムーズに進められるかがカギ。

ヒロシゲゴールド（牡6、栗東・北出）は、2走前のマイルCS南部杯でマイルの距離に対応し大健闘の2着。テン乗りの亀田騎手の仕掛けるタイミングも見事だった。4走前には短距離ダートの安定勢力・リュウノユキナに先着し北海道スプリントCをVと元々短距離でこその馬。1Fの距離短縮は歓迎材料だ。

ラプタス（セ5、栗東・松永昌）は、ここまでDG競走で4勝を挙げる実力馬。前走のオーバルスプリントはスタートで後手を踏み、スムーズな競馬ができなかったことがすべて。すんなりした競馬ができれば反発しそうだ。2走前に58.5キロのハンデで圧勝を飾っている以上、59キロのハンデは問題ないだろう。

（Text:Ito）

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