おしらせ
【地方競馬】明日、川崎競馬場で全日本2歳優駿 兵庫JG勝ちのセキフウなどJRA勢5頭が参戦
12月15日、川崎競馬場でダートグレード競走・全日本2歳優駿が開催される。枠順、発走時刻は以下の通り。1着賞金は4200万円。
■川崎11R・全日本2歳優駿(JpnI、ダ1600m) 20時10分発走
1枠1番 セキフウ (牡2、栗東・武幸) M.デムーロ
2枠2番 プライルード (牡2、大井・藤田輝) 本田正
3枠3番 ナッジ (牡2、北海道・田中正)矢野貴
3枠4番 ノブレスノア (牡2、浦和・小久保) 森泰斗
4枠5番 コンバスチョン (牡2、美浦・伊藤圭) 松山
4枠6枠 ナインバイパー (牡2、川崎・八木仁) 御神本
5枠7番 バウチェイサー (牡2、兵庫・新子雅) 笹田知
5枠8番 カイカノキセキ (牝2、栗東・池添学) C.デムーロ
6枠9番 アイスジャイアント(牡2、美浦・高柳瑞) 三浦
6枠10番 ドライスタウト (牡2、栗東・牧浦) 戸崎
7枠11番 シルトプレ (牡2、北海道・櫻井拓)笹川翼
7枠12番 マリンスカイ (牡2、高知・打越勇) 宮川実
8枠13番 ライアン (牡2、浦和・小久保) 今野忠
8枠14番 モリデンブラック (牡2、北海道・桧森邦)桑村真
セキフウ(牡2、栗東・武幸)は、3連勝で兵庫ジュニアグランプリを制覇。スタートはあまり上手ではないが、前走はゲートを五分に切ると、直線では内バウチェイサー、外プライルードの間を割り抜け出すと、コンバスチョンの追い上げを凌ぎ切った。1Fの距離延長が課題となるが、昨年は同じヘニーヒューズ産駒のアランバローズが勝っていて、気性的にもマイルまでは守備範囲。4連勝でGI級制覇を狙う。
ナッジ(牡2、北海道・田中正)は、1番人気に支持されたJBC2歳優駿で2着。勝ったアイスジャイアントの切れには屈してしまったが、最内から最後まで懸命に脚を伸ばし、力を示したレースだったと言える。1700m、1800mと長め距離の経験が豊富なことはここでは強みになる。内枠から距離ロスなく運べればチャンスはありそうだ。
コンバスチョン(牡2、美浦・伊藤圭)は、兵庫ジュニアグランプリで僅かに差し届かず2着。内を回った勝ち馬と比べると少し外を回った分の差だろう。好位から中団につけて安定したレース運びをできるのがこの馬の強みで、ここまで左回りは2戦2勝だ。折り合いに難があるタイプではなく陣営は距離延長に不安なしを強調している。スムーズな競馬ができれば勝ち負けに加わってきそう。
カイカノキセキ(牝2、栗東・池添学)は、東京プリンセス賞、ロジータ記念などを勝ち南関東で活躍したカイカヨソウの仔。血統的にはダート寄りで、初のダートは歓迎材料かもしれない。ただし、今回は2Fの距離延長、初の地方、初のナイターと初物尽くし。ここは試金石の一戦になる。
アイスジャイアント(牡2、美浦・高柳瑞)は、好タイムで新馬戦を勝ち上がると、ハイレベルのホッカイドウ競馬勢が大挙出走してきたJBC2歳優駿も楽勝し現在2連勝中。陣営が語るようにスタートはそこまで上手ではないが、長くいい脚を使えるのが長所。サイレントディール、オウケンビリーヴなど砂の活躍馬もいるフェアリードールの一族で、血統背景ならこの馬が1番かもしれない。あとはマイルの速い流れに対応できるかがカギ。
ドライスタウト(牡2、栗東・牧浦)は、新馬、オキザリス賞を連勝中と勢いがあり、2戦目のオキザリス賞では1分23秒4(稍重)の2歳戦としては出色の時計も記録。そのオキザリス賞は逃げ粘るインコントラーレを残り200m過ぎに交わすと、そのまま楽々と5馬身突き抜ける実に強い内容だった。母、祖母、近親の成績からダート短距離寄りの血統ではあるが、前回の内容なら1Fの延長は我慢できそう。前回だけ駆ければ勝ち負けが見込める。
シルトプレ(牡2、北海道・櫻井拓)は、ノブレスノアとの長い競り合いを制し鎌倉記念を優勝。そのノブレスノアが次走のハイセイコー記念を勝利したことで、この馬の評価も高まったと言える。今回は一気の相手強化となるが、他有力馬と比べて川崎コースの経験があるのは強み。地方所属馬としての意地をビッグレースでも見せたいところ。
(Text:Ito)
2021年 第72回 全日本2歳優駿調教VTR 【公式】川崎競馬より
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