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【今週の重賞】[ターコイズS]府中牝馬Sの再戦ムード! アンドラステかマルターズディオサか?

■12月18日、中山競馬場で第7回・ターコイズS(GIII、芝1600m)が行なわれる。

中山芝マイルで行なわれる牝馬限定のハンデキャップ競走。2014年以前はOP特別として行なわれていたが、2015年に重賞へ格上げされ2017年からはGIIIに格付けされた。重賞格上げ初年の勝ち馬・シングウィズジョイは後にエリザベス女王杯で2着に好走したものの、それ以後はGIで勝ち負けするような馬は送り出せていない。

ハンデ戦ゆえに今年も混戦模様のなか、アンドラステ(牝5、栗東・中内田)は上位人気に推されそう。昨年春にOP昇格後は不利や展開に泣かされ惜敗が続くも、今年の中京記念は1番人気に応えて重賞初制覇。差し勢が上位を占めるなか2番手先行から2着に粘った前走の府中牝馬Sは、負けてなお強しの競馬だった。先行する脚があるうえに速い上がりも出せるので中山マイルはいかにも向きそう。実際昨年の本レースでは2着に好走している。ひとつ気になるのはデビューから好走と凡走を交互に繰り返していて、勝ち負けに走ると反動が来るタイプの疑念があること。これまでの流れだと、前走2着に走った今走は“凡走”の順番なのだが?

実績最右翼はマルターズディオサ(牝4、美浦・手塚)で異論はないだろう。2歳時は阪神JFで2着に激走し、3歳時はチューリップ賞と紫苑Sに優勝。古馬重賞でも阪神C2着と前走・府中牝馬S3着の好走歴がある。能力面で不足はなく、中山コースも3戦2勝で中山マイルでの勝利経験もある。ただし近2走を見ると以前のように先行できなくなっており、器用さが求められる当コースは現在、あまり向かないかもしれない。一方でタイトな流れになれば、後方から脚を伸ばして突き抜けるだけの力は持っている。

血統面でもっとも目を引くのは、ドナアトラエンテ(牝5、美浦・国枝)ではなかろうか。7つ上の全姉はGI7勝の歴史的名牝・ジェンティルドンナ。デビューから11戦連続1番人気に支持されたように周囲の期待は高かったものの、体質が弱かったのか連戦が利かず、詰めの甘さもあって出世は遅れた。明け5歳の今年1月にようやくOP入り。福島牝馬Sで2着、前走の府中牝馬Sでは4着と、重賞制覇まであと一歩というところだ。ポテンシャルを考えれば、ここで勝ち負けしてもおかしくない存在。マイル戦は初挑戦で、この距離短縮が吉と出るか否かは難しい判断となる。

この3頭以外にも、桜花賞3着の実績もある昨年の勝ち馬・スマイルカナ(牝4、美浦・高橋祥)、信越SでOP2勝目を挙げたドナウデルタ(牝5、栗東・高野)、今年の京都牝馬Sを制した重賞2勝馬・イベリス(牝5、栗東・角田)、中山牝馬Sなどこちらも重賞2勝のフェアリーポルカ(牝5、栗東・西村)、同じ中山マイルの秋風Sを勝って臨むレッドフラヴィア(牝4、栗東・平田)など、伏兵勢も多士済々。府中牝馬Sの再戦ムードだが女馬同士のハンデ戦だけに、想定外の結果も大いにありそうだ。

(Text:Hattori)

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