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【愛知杯】フミノイマージンが重賞3勝目! レーヴディソールは4着…
18日、今年も小倉競馬場で行われた第49回愛知杯(GIII、芝2000m)は、単勝8.1倍の2番人気に支持されたフミノイマージン(牝5、栗東・本田)が、いつもより早めの積極策で攻め、直線でも脚を伸ばすと他馬の追撃を凌ぎ切り重賞3勝目を飾った。勝ち時計は1分59秒4(良)、鞍上は太宰啓介騎手。 前走のエリザベス女王杯に続き、シンメイフジ(牝4、栗東・安田)が逃げの手に出る。同型、テイエムクレナイ(牝6、栗東・福島信)が控えて2番手、ブロードストリート(牝5、栗東・藤原英)、コスモネモシン(牝4、美浦・清水英)、フミノイマージンらは中団で脚をタメた。 注目のレーヴディソール(牝3、栗東・松田博)は、後方4番手を追走。前半の1000mが60秒4という、ゆったりとしたペースでレースは進んだ。向正面を過ぎると、スローペースを見越したか各馬が動き出す。アスカトップレディ(牝4、栗東・須貝)は4角で3番手、フミノイマージンは5番手、コスモネモシンも6番手の位置まで押し上げてきている。しかし、レーヴディソールは1頭かわしただけの後方5番手で最後の直線を向いた。 残り200mで逃げたシンメイフジは失速し、外からフミノイマージンが先頭に立つ。内から伸びてきたコスモネモシンとの追い比べとなったが、フミノイマージンのさらに外に出したブロードストリートが差を詰めてくる。しかし、急追するブロードストリートをフミノイマージンが半馬身凌ぎ切ってゴールした。 勝利騎手インタビューで太宰騎手は「馬のデキが絶好調だったので、負けられないと思っていました。この馬には助けられっぱなしですが、来年はさらに上を目指して頑張っていきたい」と、喜びと抱負を語った。 2着ブロードストリートから3/4馬身差の3着にコスモネモシンが入線。直線だけで懸命に追い込んだレーヴディソールは4着まで。アスカトップレディは伸びを欠き10着に沈んだ。配当は単勝810円、馬連6,860円、馬単14,470円、3連複11,520円、3連単79,370円。勝ったフミノイマージンは父マンハッタンカフェ、母シンコウイマージン(母父Dixieland Band)という血統。重賞は今年の福島牝馬S(GIII)、マーメイドS(GIII)に続き3勝目。 ※詳しいレース結果はコチラ ★フミノイマージンの初重賞は福島牝馬S 【福島牝馬S】人気薄フミノイマージンが重賞初勝利 ★重賞2勝目は余裕の勝ちっぷりでした 【マーメイドS】フミノイマージンが牝馬重賞2勝目 ★幸せパワーで結婚後初重賞です 太宰啓介騎手がアンミツ騎手の長女と結婚!
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