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【阪神C】3度目の挑戦となったサンカルロが待望の初制覇

サンカルロはハナ差の競り合いを制し、このレース初勝利

17日、阪神競馬場で行われた第6回阪神C(GII、芝1400m)は、吉田豊騎手騎乗で単勝9.8倍の4番人気に支持されたサンカルロ(牡5、美浦・大久保洋)が、道中は中団追走から直線で抜け出し、グランプリボス(牡3、栗東・矢作)との競り合いをハナ差制して勝利。同レースへは3年連続で参戦しており、“3度目の正直”で待望の初制覇となった。勝ち時計は1分20秒5(良)。 主導権争いが焦点のひとつとなっていたレースだったが、シルポート(牡6、栗東・西園)が好位に控えたことで、内枠からフォーエバーマーク(牝3、美浦・矢野英)がすんなり単騎で逃げる展開に。それでも直後を追走したタマモナイスプレイ(牡6、栗東・南井)がプレッシャーをかけたことで、前半3F34秒0と淀みのないペースとなった。 勝負どころの3、4コーナーでは1番人気のリアルインパクト(牡3、美浦・堀)が逃げたフォーエバーマークの後ろまで進出したが、直線に入っても進路が開かず、内々で詰まってしまい万事休す。 最後は中団からスムーズに抜け出したグランプリボス、サンカルロの2頭のマッチレースとなり、サンカルロがハナ差前に出て先頭ゴールを果たした。2着からさらに2馬身差の3着には、スタートで出遅れてしまいポツンと最後方を追走していたフラガラッハ(牡4、栗東・松永幹)が押し上げている。 なお人気のリアルインパクトは、最後まで進路が開かなかったことで満足に追えず、10着に沈んでしまった。またクレバートウショウ(牡5、栗東・崎山)は3コーナーで競走を中止。検査の結果、左第1指関節脱臼と診断され、予後不良となっている。 配当は単勝980円、馬連5,660円、馬単12,090円、3連複89,650円、3連単490,330円。勝ったサンカルロは父シンボリクリスエス、母ディーバ(母父Crafty Prospector)という血統。09年のニュージーランドT、今年の阪急杯を制しており、これで重賞3勝目となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★約2年ぶりの勝利は待望の重賞2勝目 【阪急杯】サンカルロが堂々と抜け出して完勝!! ★重賞初勝利は余裕の勝ちっぷりでした サンカルロが重賞初制覇!!/ニュージーランドT ★サンカルロはGIでも惜しい2着がありました 【高松宮記念】キンシャサノキセキが連覇達成!!
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