おしらせ
【日曜阪神メイン/ギャラクシーS】距離短縮で巻き返すか シルクフォーチュン
今週日曜日、6回阪神開催6日目のメインレースにはギャラクシーS(OP、ダ1400m)が組まれている。本競走はWIN5対象5レース目。しっかり予習して、この最終関門も突破したいところだ。 実績最上位のシルクフォーチュンが主役だろう。前走の武蔵野Sではスタートでアオって終始リズムに乗れず、さらに外々を回されたのも痛かったか。距離短縮で巻き返しを期す。14日の最終追い切りでは鷹野騎手(レースは藤岡康騎手)を背に栗東ウッドで単走で追われ、長めからスタートすると、終いはハードに攻められ6F81秒3-3F36秒3-1F12秒5(一杯)をマークしたように、動き自体は問題ない。ただ、闘争心を欠いている印象。前走からさらに上積みがあるとは言えず、当日のパドックや返し馬などで気配はチェックしておきたい。とはいえ、2走前の南部杯ではあのトランセンドと接戦を演じていることから力があるのは明らかで、能力面からあっさり通過してもおかしくないが、逆に末脚不発があっても驚けない。 ライバル1番手はケイアイテンジン。前走の霜月Sではまんまと逃げ切り勝ちを収めた同馬だが、これが一昨年の本競走以来、2年ぶりの勝利だった。上昇気流に乗って連勝を狙う。この中間は坂路主体のメニューで調整が施され、14日の最終追い切りも栗東坂路で。前半は無理なくゆったりとしたペースで進むと、残り2F過ぎからペースアップ。力強い脚捌きで4F56秒7(一杯)にまとめてフィニッシュした。今秋は4戦使われているが、動き・気配は上々。引き続き好調をキープしている。阪神ダート1400mはこれまで4戦して【2.1.1.0】。得意の舞台で前走の再現があっていい。 アイアムアクトレスが不気味な存在。7月のスパーキングレディーC以来、約5カ月半ぶりのレースとなるが、ユニコーンSではのちの交流GI馬グレープブランデーを撃破しており、素質は誰もが認めるところだろう。夏場はリフレッシュ期間に充てられると11月半ばから乗り込みを再開。15日の最終追い切りは栗東ウッドで5F66秒6-3F37秒3-1F11秒2(一杯)を計時した。前半楽をしたぶん時計は平凡だったが終いの伸び脚は鋭く、休み明け初戦から仕上がっていると見てよさそうだ。 前走の霜月Sで初めて複勝圏を外したウィキマジック。これまでは関西圏でのレースしか経験がなく、初の長距離遠征が響いた形か。14日の最終追い切りは主戦・川田騎手が跨り栗東ウッドで6F81秒9-3F37秒0-1F11秒8(一杯)を記録。大外を回りながらこの時計なら立派で、全身を使ったフォームで好調ぶりをアピールした。今回は3戦3勝とまさに自分の“庭”での一戦。見直しが必要だろう。 アーリーロブストは前走の太秦Sで逃げ切り勝ちしたように、自分の形に持ち込めればこのメンバーでも遜色はない。前走から間隔が詰まっているためこの中間は速い時計が2本だが、14日の最終追い切りでは栗東ウッドで6F82秒7-3F38秒9-1F12秒9(一杯)をマーク。休み明けをひと叩きされた上積みは大きそうで、十二分に仕上がったと言えるだろう。 今夏から安定味が増したナニハトモアレ。堅実な末脚を武器に、約1年10カ月ぶりとなる勝利を狙う。最終追い切りは14日、栗東ポリトラックコースで長めから追われる意欲的なメニューを消化。キビキビとしたフットワークで6F80秒1-3F37秒8-1F12秒7(一杯)を叩き出した。前走時の状態をキープしており、ここでも勝ち負け争いに加われる。 ★スタートから流れに乗れずフォーチュン9着 【武蔵野S】ナムラタイタンが重賞初制覇 ダノンカモンはまた2着 ★フォーチュンが渋太く脚伸ばし3着 【マイルCS南部杯】トランセンドが驚異的な粘りでGI3勝目 ★あえよあれよの逃げ切り勝ち 【霜月S】ケイアイテンジンが逃げ切り約2年ぶりの勝利 ★のちのGI馬相手に完勝 【ユニコーンS】牝馬のアイアムアクトレスが牡馬を一蹴 ★休み明けもなんのその! 【太秦S】前走最下位のアーリーロブスト一変! 逃げ切り勝ち決める!
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