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【名古屋グランプリ(名古屋)】地元のエースを起用したエーシンモアオバーに注目

地元のエース・岡部誠騎手とのコンビで重賞初制覇を目指すエーシンモアオバー。

23日に名古屋競馬場のメインレースとして行われるのは、愛知3頭、兵庫・高知各1頭、中央5頭によって争われる第11回名古屋グランプリ(交流GII、ダ2500m)。ダートグレード競走最長となる2500mの長丁場で争われ、年末の恒例となっているこの一戦の展望をお届けしたい。 レース展開のカギを握りそうなのが、単騎で逃げることが予想される中央のエーシンモアオバー。厳しいローテーションで来ていることもあり、中間速い時計は21日の1本だけ。それでも、栗東Cウッドで6F80秒8(一杯)の好時計を叩き出しているように馬は元気一杯で、調子落ちはなさそうだ。今回は鞍上に地元のエース・岡部誠騎手を起用してきたことからも、陣営の“何とか重賞タイトルが欲しい”という気持ちが伝わってくる。 エーシンモアオバーの逃げを好位追走から虎視眈々と狙いそうなのが、中央のキクノアポロだ。7カ月半ぶりの実戦復帰になるが、中間は先月末から乗り込みを始め、18日には栗東坂路で4F52秒2(馬なり)をマークしている。最終追い切りは全体時計こそ平凡だったが、ラストはしっかり伸びており、態勢が整ったと見て良さそうだ。準オープンからの連勝でオープン特別を制して勢いに乗っており、初距離さえ克服すれば、勝てる可能性も出てくるのではないだろうか。 メンバー中唯一、今年に入ってから重賞タイトルを獲得しているのが、中央の3歳馬・ボレアス。昨秋のデビューから長い休みを挟むことなくコンスタントに使われているが、この中間もしっかり負荷をかけた調整が続けられている。18日の最終追い切りは、栗東Cウッドで6F86秒8-1F11秒8(G前追う)をマーク。終い重視の内容で全体時計は平凡だったが、追われてからの伸びは目立っており、好調をキープしている。2走前の南部杯は大敗したが、前走の浦和記念で3着と巻き返しており、メンバーが楽になる今回は勝ち切るシーンがあっても不思議ではさそうだ。 メンバー中もう1頭の重賞ウィナーは、中央のマイネルアワグラス。この中間は14日に美浦ポリトラックで5F69秒1(馬なり)をマークすると、17日には同じく美浦ポリトラックで5F62秒8(強め)を叩き出している。久々の一戦となったステイヤーズSを叩かれ、走りに素軽さが増してきた。近走は思うような結果が出ていないが、ダートで2000m以上の距離に限れば20戦して実に17回5着以内で走っており、展開次第で上位に進出してくる可能性がありそうだ。 前走のJCダートでは、スタート直後の1コーナーで不利を受けながらもトランセンドと0秒7差に辛抱した中央のニホンピロアワーズも取り上げておきたい。激走の反動もなく、この中間も順調に調整が続けられており、18日には栗東Cウッドで6F82秒8(馬なり)をマークしている。舞台や相手が変わりながらも、ここまで通算【6.4.3.1】と安定した成績を残してきており、初距離となるここでもマークが必要だろう。 ★ニホンピロアワーズとのコンビで重賞挑戦 酒井学騎手公式ブログはコチラ ★2着以下に2馬身差をつける圧勝で重賞初制覇 【レパードS】ジャパンダートダービー2着馬・ボレアスが貫禄勝ち ★オープンの壁は楽々突破しました 【祇園S】昇級初戦もなんのその! ニホンピロアワーズが人気に応える!! ★3兄弟での重賞制覇の快挙を達成 吉田稔の手により弾けたアワグラス/シリウスS
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