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【有馬記念】復活Vへ上昇 ヴィクトワールピサ

3頭併せで相手を突き放したヴィクトワールピサ。上積みは大きい!

栗東 CW 良 一杯 80.4-64.4-49.8-37.0-12.2 ヴィクトワールピサは昨年の有馬記念覇者だ。それを含めて中山では4戦4勝。復帰戦の前走ジャパンCではまさかの13着だったが、復権にこれ以上の舞台はないだろう。ドバイで世界の頂点に立った最強馬が、その意地を見せつけられるか。 ドバイWC勝ちを皮切りに香港、フランスなどを巡る壮大な世界転戦プランが練られていたが脚元の不安で頓挫。結局、先月のジャパンCがドバイ以来のレースとなってしまった。直前の調整こそ順調だったが、気迫は戻り切っておらず結果は惨敗。「スタートで寄られる不利。それで後手に回って流れに乗れなかったし、やはりブランクがあった影響も大きかった。一度使っていれば違ったんだろうけど……」と、管理する角居師は前走を振り返り、唇を噛む。前走後「体調次第」(角居師)とされた有馬記念進出だが、幸いレースのダメージは少なく乗り込みもすぐに再開。今回は“一度使われた”状態となり、舞台も得意中の得意とする中山。連覇へ望みを託し、陣営は出走へゴーサインを出した。 1週前追いでは3頭併せでスムーズな伸びを見せ、上積みの大きさをアピール。そして本日21日の最終追い切りも“角居流”の3頭併せ。前後に馬を置いてスタートすると4コーナー手前で3頭が併走状態に。直線はステッキも入るこれまでにないハードな仕掛けが施されたが、しっかり応じてそれぞれに5馬身の先着を果たしている。動きそのものも良かったが、ここでしっかり負荷を掛けられたことも大きく評価していいだろう。このひと追いで闘志にきっちり着火が完了だ。 「GIの前だからハードにやりました。馬に集中したところがあって良かったね」と、稽古の手綱をとったデムーロ騎手は報道陣に対し笑みを浮かべる。「ジャパンCのときは80%だったけど、いまは95%だね。この馬本来の、先行する競馬をさせてやりたいね。できれば枠は内側がいいな」と、状態アップに確かな手応えを感じているようだ。 去就について「有馬記念で引退」といった観測も流れたが「(引退するかどうかは)フィフティー、フィフティー」と、角居師は今週に入り吐露している。「有馬記念の結果次第では引退の可能性も。ただ、ここでいい競馬をして、またドバイへという連れて行きたいという思いもあります。状態は本当に良くなっているし、不退転の決意で臨みたい」と、復活Vへ強い意気込みを見せている。 ★震災に沈む日本に歓喜のニュース! 【ドバイWCデー】日本馬初の快挙!ドバイWCでヴィクトワールピサが優勝 ★【有馬記念】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★皆様のご協力をお願い致します 東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
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