【有馬記念】新たな時代を築けるか オルフェーヴル

栗東　坂路　良　馬なり 51.7-37.7-24.4-12.3 前走の菊花賞では単勝1.4倍という断然の1番人気に応え、史上7頭目の3冠馬に輝いたオルフェーヴル。3冠レースはいずれも圧倒的なパフォーマンスを発揮し圧勝しており、今回の有馬記念は古馬を撃破して正真正銘の最強馬となれるかに大きな注目が集まる。 菊花賞から2カ月ぶりの実戦となるが、この中間は栗東近郊のノーザンファームしがらきにてリフレッシュ放牧。「時間はたっぷりとありましたし、3000mを走ったあとなので疲れをしっかりと取りました」と池江泰寿調教師が話すように、最初の1カ月は完全に休養に費やし、今月初旬に元気一杯な姿で栗東トレセンに戻ってきた。 4日の初時計から坂路を中心に入念に乗り込まれ、馬体に厚みが出て気配はグングンと良化。動きにも柔らかみがあって毛ヅヤも申し分なし。1週前には池添騎手が跨り坂路で追われたが、一杯に追われて4F51秒7-1F12秒3という好時計を力強いフットワークでマークした。 そして、最終追い切りも池添騎手を背に坂路で。僚馬エアラフォンを3馬身ほど追走し楽な手応えで徐々に差を詰めると、残り1ハロンで早くも並びかけて最後は半馬身先着。鞍上の手が軽く動いた程度だったが、鋭く反応して馬体を大きく躍動させた。この動きには師も「落ち着きもあったし、これまでの調整は順調そのもの」と手応えを感じた様子だった。 昨年の年度代表馬であり、ファン投票1位の女傑ブエナビスタは今回の有馬記念がラストラン。たった一度の対決で雌雄を決し、自らの手でひとつの時代を終わらせ、新たな時代を築いていくことができるのか。今後の競馬界を背負っていくのに相応しい存在であることを証明するには、どんなレースになろうと勝利が絶対条件だろう。 ★3冠目・菊花賞は2馬身半差の圧勝 【菊花賞】オルフェーヴルが史上7頭目の三冠馬に ★2冠目・日本ダービーは不良馬場のなかでも強さを見せつけた 【日本ダービー】不良馬場も関係なし！　オルフェーヴルが2冠達成 ★1冠目・皐月賞は意外にも4番人気だった 【皐月賞】オルフェーヴルが3馬身差の圧勝！　1冠目を手中に！ ★【有馬記念】の出走各馬の追い切り評価は？ データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★皆様のご協力をお願い致します 東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金

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