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【ラジオNIKKEI杯2歳S】アダムスピークが2戦目で重賞制覇 石坂師400勝

デビュー2連勝でクラシックの有力候補に躍り出たアダムスピーク

24日、阪神競馬場で行われた第28回ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII、芝2000m)は、単勝10.0倍の4番人気アダムスピーク(牡2、栗東・石坂)が好位追走から直線で内を突いて抜け出し、デビュー2戦目で重賞制覇を飾った。勝ち時計は2分2秒4(良)、鞍上はクリストフ・ルメール騎手。 レースはまずサンライズマヌー(牡2、栗東・音無)がハナを切り、これに続いてマイネルエクレウス(牡2、美浦・畠山重)、アダムスピーク、グランデッツァ(牡2、栗東・平田)などが追走する。1番人気のトリップ(牡2、栗東・松田博)はそのすぐ後ろの6、7番手につけた。 3コーナーまで隊列はほぼ変わらず淡々としたペースで流れだが、ここでゴールドシップ(牡2、栗東・須貝)が14、15番手から一気に4、5番手まで進出。4コーナーでは外にグランデッツァ、トリップ、ゴールドシップの上位人気馬が並ぶ形となって最後の直線へと向いた。 追われるトリップ、ゴールドシップに対し、直線向いてもグランデッツァの手応え十分。残り200mで満を持してムチが入り、そこからは他馬を引き離すかと思ったが、伸び脚は案外で内を突いたアダムスピークがこれをかわして1着でフィニッシュした。グランデッツァはその後、渋太く脚を伸ばしたゴールドシップにも差されて3着に終わった。 2着は1馬身半差で3番人気のゴールドシップ、3着はそこからハナ差で2番人気のグランデッツァが入線。1番人気のトリップは直線で伸び切れず4着だった。配当は単勝1,000円、馬連3,100円、馬単6,590円、3連複3,010円、3連単30,970円。勝ったアダムスピークは父ディープインパクト、母シンハリーズ(母父Singspiel)という血統。 なお、この勝利でアダムスピークを管理する石坂正調教師(61、栗東)はJRA通算400勝を達成(通算出走回数3037戦)。同調教師は98年3月に開業し、3年目の00年にスプリンターズS(ダイタクヤマト)で重賞&GI初制覇を果たすと、それ以降はコンスタントに年間30勝前後をマークしている。 ヴァーミリアンやアロンダイト、アストンマーチャンなど多くの活躍馬を育て上げ、これまでに重賞25勝。今年は過去最多となる年間44勝(12月24日終了時点)をマークしており、全国リーディングでも4位にランクインしている。 ※詳しいレース結果はコチラ ★新馬戦は2馬身半の完勝劇 【メイクデビュー阪神5R】ディープ産駒のアダムスピークが余力を残して完勝 ★今週のメインレース出走各馬の追い切り評価などはコチラ! データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★気になるあの馬の能力値は? 「指数X」は枠順確定後に無料公開!
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