おしらせ
【土曜中山10R/中山大障害】中山GJの覇者・マイネルネオスがGI連勝に挑む
24日に中山競馬場で行われる障害GI・第134回中山大障害(J・GI、芝4100m)。ちなみにこのGI、“おおしょうがい”ではなく正式には中山“だいしょうがい”と読むのが正しい。では、今年は10頭立てで、少数精鋭となった伝統の一戦の展望をお届けしたい。 今夏の中山グランドジャンプを制しており、GI連勝に挑むマイネルネオス。同レース後に骨折が判明したが、当初の予定通り、前哨戦をひと叩きして大一番へ出走することが叶った。中2週での競馬になるが、中間3本の追い切り時計をマーク。21日の最終追い切りには柴田大騎手が騎乗して美浦Cコースで5F70秒8(馬なり)を出しており、態勢が整ったと言っていいだろう。 イルミネーションジャンプSを2着に9馬身差をつけて楽勝したディアマジェスティも、今年のメンバーなら有力な一頭となる。前走後も順調に調整が続けられ、1週前、今週と主戦の高田騎手が騎乗して栗東Cウッドでビッシリ追われている。21日の最終追い切りは5F67秒8(一杯)をマークしており、秋4戦目でも元気一杯だ。初距離、初斤量を克服しなくてはならないが、力を出し切れれば初重賞勝ちがGI勝ちとなる可能性もあるかもしれない。 障害転向2戦目からすべて3着以内で走っており、重賞も2勝しているのがマジェスティバイオだ。前走後はひと息入れたが、18日に中間の初時計を出すと、21日の最終追い切りは山本騎手が騎乗して美浦Bコースで6F84秒2(馬なり)をマーク。急激に良くなった印象はないだけに、前走のイルミネーションジャンプSで勝ったディアマジェスティにつけられた9馬身差がどこまで詰まるのかは疑問だが、レース運びひとつでガラッと結果が変わるのも障害戦の面白いところ。この馬なりに走れる態勢は整っているだけに、どんな競馬を見せてくれるのか楽しみだ。 2年半を越えるブランクから復帰したスプリングゲントは、一昨年の中山グランドジャンプの覇者で、5年前には重賞を3連勝している実績馬。この中間は白浜騎手がつきっきりで騎乗し、びっしりと攻め込まれている。21日の最終追い切りは栗東Cウッドで6F85秒1(馬なり)をマークしており、平地戦をひと叩きされて動きに軽快さを増してきた。11歳馬ということで、いきなりのガラリ一変はどうかと思うが、経験値の差で上位進出してくることがあれば、感動的な復活のシーンを作り出すこともあるのではないか。 ★重賞初勝利が悲願のGI制覇となりました 【中山グランドJ】直線で二転三転 マイネルネオスがジャンプ界の頂点に立つ ★無念の故障もローテーションに狂いはなし 中山GJ勝ち マイネルネオスが骨折 ★騎乗した白浜騎手は障害重賞勝ち星の新記録を達成 スプリングゲントがGI初制覇!!/中山グランドジャンプ(2009年) ★鮮やかな競馬で重賞2勝目 【東京ハイジャンプ】東京巧者・マジェスティバイオが差し切り
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