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【兵庫ゴールドT(園田)】トップハンデもなんのその! スーニが意地見せる

28日、園田競馬場で行われた第11回兵庫ゴールドT(交流GIII、ダ1400m)は、単勝オッズ2.0倍の1番人気に支持されたスーニ(牡5、栗東・吉田)が先に抜け出したオオエライジン(牡3、兵庫・橋本忠)を直線半ばでとらえると、そのまま先頭でゴールイン。サマーチャンピオン(佐賀)→東京盃(大井)→JBCスプリント(大井)と続く交流重賞連勝記録を“4”に伸ばした。勝ち時計は1分27秒3(良)。鞍上は川田将雅騎手。 地元のオオエライジンが多少出遅れる形となったが、それ以外はほぼ揃ったスタート。真ん中から積極的にラブミーチャン(牝4、笠松・柳江仁)が飛ばすと、外からピースプロテクター(セ8、兵庫・平松徳)が続く。後手を踏んだオオエライジンは押して押して3番手まで盛り返し、セイクリムズン(牡5、栗東・服部)は5番手あたりを追走。人気のスーニは後方2番手からの競馬となった。 レースが動いたのは向正面半ば。オオエライジンが外からジワジワとラブミーチャンとの差を詰めにかかり、それを目標にセイクリムズンやスーニらも早めに進出。4コーナーでは4頭横並びの隊列となり、そのまま短い直線へと向いた。 内で渋太く粘るオオエライジンだったが、一番外から勢いよくスーニが伸びてくる。セイクリムズンにもエンジンがかかり追撃態勢に入るも、オオエライジンとスーニの狭いところに入ってしまい苦しい状態。その隙にスーニがさらに脚を伸ばし、結局2馬身抜け出し4戦連続で先頭ゴールを果たした。後方で繰り広げられた2着馬争いは、セイクリムズンがなんとか巻き返して2位入線。11連勝の記録がかかったオオエライジンは2着馬から半馬身差の3着に敗れている。 レース後、川田騎手は勝利ジョッキーインタビューで「焦らずリズムを守り、小回りなので仕掛けのタイミングが遅れないようにしました。自信を取り戻してくれたし、大きく崩れることはなさそうです」と、愛馬のさらなる飛躍を約束した。 配当は単勝200円、馬連220円、馬単450円、3連複450円、3連単1,500円。人気通りの決着となり、配当は堅く収まった。勝ったスーニは父Soto、母Enabru(母父Roanoke)という血統。通算成績を32戦12勝(うち交流重賞9勝)とした。 ★JBCスプリントはこれで2勝目! 【JBCスプリント】一昨年の覇者スーニが再びダート短距離界の頂点へ ★好メンバーらを下して完全復活をアピール! 【東京盃(大井)】スーニが重賞2連勝! ラブミーチャンは惜しくも2着… ★3歳でダート短距離界を制圧! 【JBCスプリント】(2009年)JBCスプリントは1番人気スーニが快勝! ★川田騎手が絶対に勝ちたいレースは!? 鞍上の川田騎手が『ジョッキーに100の質問』に登場!!
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