【地方競馬トピックス】東京2歳優駿牝馬はエンジェルツイートが勝利　など

【東京大賞典はスマートファルコンがハナ差でV】 2011年12月29日、大井競馬場でこの回より国際GIの格付けを得たビッグレース・第57回東京大賞典(GI、ダ2000m)が行われ、単勝オッズ1.0倍と圧倒的な1番人気に推されていたスマートファルコン（牡6、栗東・小崎）がゴール前の接戦を制して優勝した。勝ち時計は2分1秒8（良）。鞍上は武豊騎手。 ハナ差の2着はワンダーアキュート（牡5、栗東・佐藤正）。カキツバタロイヤル（牡5、船橋・凾館一）が勝ち馬から2秒2差の6着に入っており、これが地方馬最先着だった。 勝ったスマートファルコンは父ゴールドアリュール、母ケイシュウハーブ（母父ミシシツピアン）という血統。これで昨年11月のJBCクラシックから8連勝、通算成績を32戦22勝としGIは5勝目となった。 【東京2歳優駿牝馬はエンジェルツイートがV　GDJ2011・2歳シーズンはショコラヴェリーヌが王者に】 2011年12月31日、南関東の2歳牝馬チャンピオンを決める一戦・第35回東京2歳優駿牝馬(SI、ダ1600m）が大井競馬場で行われ、2番人気だったエンジェルツイート（牝2、大井・森下淳）が逃げ切って優勝した。勝ち時計は1分40秒8（良）、鞍上は森泰斗騎手。1馬身差の2着が1番人気エミーズパラダイス（牝2、船橋・川島正）、そこから3馬身差の3着に6番人気ショコラヴェリーヌ（牝2、大井・荒山勝）が入っている。 勝ったエンジェルツイートは父タイキシャトル、母フシミアイドル（母父リンドシェーバー）で半兄にオオエライジン（園田、大井などで重賞6勝）がいるという血統。これで通算成績を5戦4勝（うち重賞2勝）とした。 なおこのレースで3着に入ったショコラヴェリーヌは2011年11月11日、川崎競馬場で行われた2歳牝馬の重賞・ローレル賞（SIII、ダ1600m）でも2着に入っており世代別牝馬重賞シリーズ「GRANDAME-JAPAN（グランダム・ジャパン）2011・2歳シーズン」において合計17ポイントを獲得。シリーズチャンピオンに輝いている。 【岩手・皆川麻由美騎手が引退】 岩手競馬所属の唯一の女性騎手、皆川麻由美騎手（29、岩手・菅原右）が今シーズン限りで引退することが、岩手県競馬組合から発表された。 同騎手は2004年10月にデビュー、以来ここまで1097戦26勝（1月4日終了時点）の成績を残している。8日に水沢競馬場にて皆川騎手の引退セレモニーが行われることも併せて発表された。 ■皆川麻由美騎手のコメント 「日本一“美人”な女性騎手が引退するのは、皆さん寂しいと思いますが、これからは、一人のファンとして岩手競馬を応援していきます。これまでご声援いただいたファンの皆様、ありがとうございました」 【荒尾競馬場の所属騎手13名の移籍先などについて発表】 2011年12月23日の開催をもって閉鎖となった荒尾競馬場の所属騎手13名の移籍先等が、荒尾競馬組合から発表された。 ■他場へ移籍して地方競馬の騎手を継続する騎手 岩永千明騎手（29、荒尾・幣旗治）→佐賀・幣旗吉昭厩舎へ移籍 杉村一樹騎手（33、荒尾・工藤榮）→川崎・池田孝厩舎へ移籍 西村栄喜騎手（36、荒尾・福島幸）→船橋・波多野健厩舎へ移籍 吉留孝司騎手（42、荒尾・頼本盛）→浦和・薮口一麻厩舎へ移籍 宮平鷹志騎手（30、荒尾・平山良）→北海道・原孝明厩舎へ移籍 ※佐藤智久騎手、田中純騎手、林陽介騎手、牧野孝光騎手、松島慧騎手、村島俊策騎手、尾林幸彦騎手、吉田隆二騎手の8名については騎乗技術を生かし民間の競走馬牧場（トレセン）で就業、もしくは競馬関係以外の他業種に就業となっている。騎手候補生の小山紗知伽さんについては、所属予定の幣旗吉昭調教師が佐賀競馬に移籍するため、3月末の免許試験に合格すれば佐賀でデビューとなる予定。 また荒尾競馬所属だった調教師14名については、佐賀競馬場へ移籍する3名（幣旗吉昭調教師、松島壽調教師、頼本盛行調教師）以外の11名は地方競馬の調教師を引退することが併せて発表されている。 ★がんばろう日本!競馬で被災地に力を!?東北地方太平洋沖地震応援メッセージ募金?にご協力お願いします

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