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2011年馬事文化賞は書籍「消えた天才騎手」が受賞

書籍「消えた天才騎手」は昨年4月に白夜書房より発売となり、話題を呼んだ

文学などの作品を通じて、馬事文化の発展に功績を挙げた個人や団体に送られるJRA賞馬事文化賞の2011年度の受賞作が書籍「消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡」(著:島田明宏)に決定した。本書は、1943年にクリフジに騎乗し史上最年少となる20歳3カ月で日本ダービーを制しながら徴兵、シベリア抑留のすえに23歳で夭逝した前田長吉騎手の伝記。今まで謎に包まれていた同騎手の人生を世に知らしめた点、および近代競馬150周年を迎えたいま、その歴史のなかで日本がもっとも苦難に直面した第二次世界大戦中の競馬の模様、またその戦争に翻弄された騎手 前田長吉の悲運を興味深く描いた点も併せて評価されての受賞となった。 著者の島田明宏さんは1964年生まれで大学在学中から放送作家、フリーライターとして活躍。1990年から競馬に関する執筆活動にとりかかる。現在は月刊『UMAJIN』の「PLAY BACK名勝負」、『競馬ブック』の「競馬ことのは」など各誌で連載中。2009年には小説『下総御料牧場の春』で第26回さきがけ文学賞選奨を受賞している。 「競馬の文章を書き始めて20年以上となりますが、ずっと意識していた賞でした。自分としては遠いものと思っていたので、今回の受賞は非常に嬉しいの一言です。競馬に関する物語をこれからもずっと書き続けていきたいと思います」と、島田さんはJRAを通じて喜びのコメントを残している。 ★島田明宏さんの「PLAY BACK名勝負」好評連載中! 月刊「UMAJIN」2012年1月号は絶賛発売中です ★データ、追い切りで週末の重賞を完全攻略だ 【フェアリーS】【シンザン記念】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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