おしらせ
【日曜京都メイン/シンザン記念】疲れはなし!トウケイヘイロー
今週日曜に京都競馬場で開催されるのが3歳馬による出世争い、第46回シンザン記念(GIII、芝1600m)だ。 前走朝日杯FSがいったん先頭に踊り出る、見せ場たっぷりの内容。世代上位の力量馬トウケイヘイローが初タイトル獲りに挑む。激戦続きだが疲れは見せておらず、中間はここまですこぶる順調。年末に速い時計を出しており4日の最終追いは終いだけ重点の内容となったが、先行した相手を脚色圧倒で追い詰める抜群の内容を見せた。「疲れは取れたし、前走時よりもいい状態。広いコースのほうがいいはずなので楽しみ」と、清水久師は意気込んでいる。 未勝利勝ち直後に挑んだ京王杯2歳Sで勝ち馬に0秒3差の3着。それを含めここまで複勝圏を外さない堅実駆けを続けているのがオリービンだ。前走が中2週、そして今回が中1週とレース間隔詰まっているが4日の追い切りでは素軽い動きを披露。疲れた様子はなさそうだ。「動きは良かった。カイ食いはいいし、変わりなく順調だよ」と、橋口師はデキ落ちのないことを強調していた。 デビュー戦で圧勝、続く小倉2歳Sでも2着と出世の早かったマコトリヴァーサル。前走朝日杯FSではスローペースのなか折り合いを欠き惨敗したが、この中間は入念な調整が進められており巻き返しの雰囲気が漂う。4日の栗東坂路追い切りでは先行した相手を突き放し、時計の出にくい馬場のなか馬なりでラスト1F12秒3をマーク。気配は絶好だろう。序盤はしっかり折り合えており、精神面での進境も大きそうだ。 前走未勝利戦では後続に3馬身半差の圧勝をみせたジェンティルドンナが1勝馬勢のなかでは目立つ存在だろう。ただ、4日の最終追い切りはでは馬なりの相手に対し、一杯まで追われながら届かずの遅れ入線に終わっている。一見すると懸念が残る内容だが「緩い馬場に慣れておらず、相手の馬にも騎手が乗っていた。状態そのものは悪くないよ」と、古川助手は意に介さないそぶり。全姉は昨年のシンザン記念で1番人気に推されたドナウブルー。5着に敗れた姉のリベンジ達成なるか。 タツストロングの攻め気配がいい。4日の最終追いでは先行した古馬を突き放す抜群の動きを見せている。勝ち上がりには3戦を要したが、前走は課題だったスタートを決め、好位から力強く抜け出す内容だった。使われるごとにパワーアップを果たしている印象だ。距離延長を克服すれば一発も。 ★トウケイヘイローは見せ場十分の4着 【朝日杯FS】アルフレードが1番人気に応えて2歳王者に輝く ★オリービンは3着 【京王杯2歳S】レオアクティブが大外一気で重賞初制覇
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