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【中山金杯】上がり馬フェデラリストが重賞初制覇!

連勝中のフェデラリストがダイワファルコンとの追い比べを制し重賞初制覇を飾った。

5日、中山競馬場で行われた第61回中山金杯(GIII、芝2000m)は、2番人気だったフェデラリスト(牡5、美浦・田中剛)が中団待機から直線で力強く抜け出し勝利を収めた。勝ち時計は1分59秒4(良)、鞍上は蛯名正義騎手。 揃ったスタートのなか、戦前から逃げを宣言していたエーシンジーラインが押して押して先頭に立つ。デストラメンテ(牡9、美浦・清水美)、イケドラゴン(牡7、美浦・石毛)、コスモファントム(牡5、栗東・宮)らが続き先行集団を形成。単勝オッズ2.0倍と断然の1番人気に支持されたアドマイヤコスモス(牡5、栗東・橋田)はその先行集団を見ながらの5番手で悠々と進む。 異変が起こったのは3コーナー手前。好位で進めていたアドマイヤコスモスが急激に脚色を失くし、ずるずると後退していく。場内はざわめくなか、1番人気馬が不在のまま直線の攻防に突入。先行勢が飲み込まれ、ハンデ戦らしい大混戦となるが坂の途中でフェデラリストとダイワファルコン(牡5、美浦・上原)の2頭が併せ馬の状態で力強く抜け出してくる。ゴール前はこの2頭の接戦となったが、終始脚色優勢だったフェデラリストがダイワファルコンを振り切ってクビ差先着を果たした。2着はダイワファルコン、そこから2馬身半差の3着は先行策から粘りこんだコスモファントムが入った。なお、アドマイヤコスモスはなんらかのトラブルがあったようで途中で追うのをやめた格好となり、勝ち馬から8秒7差の最下位で入線している。 勝利ジョッキーインタビューで蛯名騎手は 「素質ある馬だとは思っていたが、歴戦の重賞勝ち馬が揃ったレースで胸を借りるつもりだった。馬は落ち着いていて、上手に走れたと思う。(今後も)活躍してほしいですね。(本日3勝だが、の問いに)最初だけ、とならないように頑張りたい」 と、神妙な表情で答えていた。 配当は単勝570円、馬連2,560円、馬単4,340円、3連複7,960円、3連単42,360円。勝ったフェデラリストは父Empire Maker、母は1995年のオークス馬ダンスパートナー(母父サンデーサイレンス)という血統。これが重賞初挑戦だったが見事に初制覇を果たし、通算成績を9戦6勝(うち地方2戦2勝)とした。 ※詳しいレース結果はコチラ ★覆面TM「ユリ」がフェデラリストをずばり指名! 「本音マル秘報告」はコチラ ★今週のメインレース出走各馬の追い切り評価などはコチラ! データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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