おしらせ
【万葉S】ゴールデンハインドまんまの逃げ切り勝ち!
5日、京都競馬場で行われた万葉S(OP、芝3000m)は、9番人気の伏兵ゴールデンハインド(牡6、美浦・大竹)が鮮やかな逃げ切り勝ちを収めた。鞍上は荻野琢真騎手。勝ちタイムは3分06秒9(良)。 レースは発馬直後に3番人気キタサンアミーゴ(牡6、栗東・松田博)がジョッキー落馬によっていきなり競走を中止するアクシデントで幕開け。波乱のスタートからまずゴールデンハインドがじわりと先頭に立ち、ネコパンチ(牡6、美浦・星野)が2番手。以下、メイショウクオリア(牡7、栗東・西橋)、リッカロイヤル(牡7、栗東・須貝)の隊列で最初の4角をカーブ。2番人気モンテクリスエス(牡7、栗東・松田国)は中団外め、1番人気のピエナファンタスト(牡6、栗東・谷)は後方3番手に下げてそれぞれ折り合いをつけた。 最初の2角まで隊列が変わることはなく、やや縦長の馬群が向正面へと推移すると、逃げたゴールデンハインドが後続に6馬身以上の差をつけて突き放しにかかった。だが2番手につけたネコパンチも負けじと先頭を追いかけ、3角では前の2頭が競り合う形で3番手以下を10馬身以上突き放して坂の頂上から下りに突入。馬群の後方ではモンテクリスエス、ピエナファンタストと人気勢も少しずつポジションを押し上げていったが、逃げた2頭との差は徐々にしか詰まらない。 2度目の4角を回って最後の直線に入ると、バテて失速するネコパンチを尻目にゴールデンハインドが二の足を使ってラストスパートを開始。離れた馬群からは各馬一斉に追い出しにかかり、上位人気の馬も脚を伸ばす。だが逃げたゴールデンハインドは、直線を向いてからは後続に影をも踏ませぬ軽快な走りでゴール板を先頭で駆け抜けた。2着には外から脚を伸ばしたマカニビスティー(牡5、栗東・矢作)が、そして3着には内から伸びた恵量50キロのエナージバイオ(牡7、栗東・梅田)がそれぞれ入線して波乱の決着となった。 配当は単勝2,770円、馬連12,470円、馬単26,870円、3連複221,720円、3連単1,610,510円。勝ったは父クロフネ、母ゴールドティアラ(母父SeekingtheGold)という血統。 ※詳しいレース結果はコチラ ★クラシックへの登竜門、シンザン記念の情報を今からチェック↓ 週末の京都はシンザン記念(GIII)! 特別登録馬はこちらからご覧いただけます。 ★ゴールデンハインド、前走はなんと13着だった…↓ 【ステイヤーズS】09年天皇賞・春を制したマイネルキッツが復活の勝利
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