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【木曜京都メイン/京都金杯】岩田騎手の進言でマイルへ!久々V狙うパテック

昨年3月、休み明けの弥生賞を快勝したサダムパテック(中央)。力量は確実に上位だ。

2012年、JRAの開幕初日に京都競馬場で開催されるのが伝統のハンデ重賞・第50回京都金杯(GIII、芝1600m)だ。 昨春は弥生賞勝ち、皐月賞2着と世代上位の力を見せてきたサダムパテック。セントライト記念3着、菊花賞5着と秋も地力で上位に食い込んではいたが、やはり2000m以下のほうが本来の力を出せるはず。朝日杯FS(4着)以来のマイル戦ではあるが、能力の違いで圧倒したいところだ。夏の休養以来休まず使われ続けているが中間は素軽い動きを見せており、疲れはなさそうだ。3日、栗東坂路で最終追い切り。ラストには鞍上岩田騎手からステッキも入るハード追いとなったが、鋭い伸びで応じた。体調面の良さは強調できる。「最初は中山金杯に使うつもりだったけど、岩田(騎手)が『マイルなら自信があります』というから京都にしたんだ。暮れの動きはもうひとつだったけど、今週はしっかり動いてくれた。もともと攻め駆けする馬ではないので、これだけ動けば十分だよ」と、西園師。デキに関しては太鼓判、久々のマイル戦にも不安より楽しみのほうが大きいと言わんばかりの様子だった。 アパパネを封じた2010年チューリップ賞、2011年の京都牝馬Sとマイル重賞2勝の実績が光るショウリュウムーン。モタれる癖が解消してきており、近走は1着、3着と安定感ある走りを続けている。ハンデ54キロは恵まれた印象があり、首位争いに加わってきそうだ。3日は栗東坂路で単走となったが、余力を残して4F53秒0-1F12秒3(G前追う)と上々の切れを披露している。ひと息入った影響は感じられない。「放牧明けだけど、順調に仕上がっています。以前と違い、今はジェーンビット(特殊ハミ)をつけなくてもモタれなくなっている。芯が入ってきたんじゃないかな。昨年よりも成長している気がします。ベスト距離だし、牡馬相手でもいい競馬ができると思います」と、山田助手は意気込みを隠さなかった。 当初は除外対象だったが、直前で回避馬があり出走叶ったのがオセアニアボスだ。前走阪神Cでは6着に敗れているが、直線で前が詰まってのもの。滑り込んだ幸運に後押しされ、反撃なるか。昨年大晦日には3馬身先行したオープン馬を脚色圧倒で追い、同入に持ち込むなど高いレベルで好調を維持している。「使うつもりでやってきた。前走は全然競馬になっておらず、疲れはない。デキはいいので改めて」と、矢作師は逆襲を誓っている。 夏の休養後は古馬相手に1着、3着、1着と堅実な走り。ダノンシャークはここが昇級戦となるが恵量54キロなら大きな壁を感じることはなさそう。中間は順調。年末にハードな併せ馬を消化したが、年明けの最終追いでも先行馬を追い詰め併入する意欲的な内容を消化しており、前走からの上積みはかなり大きそうだ。「1800mの前走で我慢できていたが、もともと行きたがる馬だしマイルの方が競馬はしやすい。クラスが上がって流れが速くなるのはむしろ歓迎。ハンデも手頃だし、このメンバーに入っても瞬発力勝負になれば負けてないと思っています」と、大久保龍師。 秋からはマイル路線に進み、富士Sで3着、キャピタルSで3着と古馬相手にまずまずの健闘を見せてきたマイネルラクリマ。前走後は入念に乗り込まれ、美浦ウッドで鋭い伸び脚を見せている。さらに状態アップしている印象だ。「前走のキャピタルSは直線スムーズに抜け出すことができず、仕掛けが遅れたぶんの敗戦でまともなら勝っていた一戦だよ。以前は前でしか競馬ができなかったが、今では脚質に幅が出てきて、どんな競馬もできるようになったのは大きな収穫。体調面は引き続き良好だし、今年はマイル路線での活躍を期待している馬。当然今回も楽しみにしている」と、圓谷助手は力のこもったコメントを残している。 なお、このレースへ向けて調整されていた2010年の阪神JF覇者・レーヴディソールは3日の調教後、脚元に違和感が発生したため回避となっている。いったん放牧に出されるとのことで、今後の進路は未定。 ★サダムパテックは1番人気だったが3着 【鳴尾記念】7カ月ぶりのレッドデイヴィスが重賞3勝目を飾る ★牡馬相手に快勝! 【ポートアイランドS】ショウリュウムーンが馬群を割って鋭伸 ★ご協力お願いします ?がんばろう日本! メッセージ募金?
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