おしらせ
【日曜中山8R/中山新春ジャンプS】オープンで3、2、3着のサトノバロンが主役
8日に中山競馬場で行われる中山新春ジャンプS(障害OP、ダ3200m)。これといった実績馬はおらず、このレースを飛躍へのステップとして今後は初重賞制覇を目指すこととなりそうな13頭が集まったこの一戦の展望をお届けしたい。 中心は前走のイルミネーションジャンプSで3着するなど、近走3、2、3着と安定しているサトノバロンだろう。この中間は、年末から美浦ウッドコースで入念に調整が進められ、計5本の時計をマーク。4日には6F85秒2(強め)をマークし、態勢が整ったと言っていい。中山コースは3戦して1、3、3着と好相性。直線がダートコースでもパフォーマンスが落ちることはなく、今回のメンバーなら初オープン勝ちの可能性は非常に高そうだ。 逆転があるとするなら、前走の障害未勝利を圧勝してきたエーシンマイトップか。未勝利勝ち後も比較的早くに始動し、4日には西谷騎手が騎乗して栗東Cウッドで6F82秒1(一杯)をマークしている。中山への輸送続きになるものの馬は元気一杯で、今回も五分にスタートを切って自分の形に持ち込めれば、好勝負に持ち込めそうだ。 同じく前走で障害未勝利を勝ち上がったトーセンオーパスは、勝ち方にインパクトこそなかったものの、障害転向2戦目で勝ち上がったように、まだまだ伸びシロがある。年末に美浦坂路で4F57秒2(馬なり)をマークすると、年明けの4日には丸田騎手が騎乗して美浦ポリトラックで5F63秒7(一杯)を叩き出しているように、状態も絶好調と言って良さそうで、相手なりに上位に顔を出して来る可能性があるのではないか。 三木ホースランドパークジャンプSで5着を確保したモリノミヤコは、唯一となる勝利を挙げている大庭騎手に戻る。輸送の負担が少ない関東圏での競馬もプラスで、追い込み馬向きの展開になれば直線で末脚を伸ばしてきそう。 約1年ぶりの障害戦となった中山大障害で完走を果たしたトップモンジューは、メンバー弱化、2戦連続での障害戦となればもう少し走れるかもしれない。 秋陽ジャンプS5着のリワードクラウンは、結果が出ていない中山コースをいかに克服するかが、好走へのカギを握ってきそうだ。 ★最優秀障害馬はマジェスティバイオに決定 2011年の年度代表馬がオルフェーヴルに決定 ★11カ月ぶりの障害戦となったトップモンジューは9着完走 【中山大障害】マジェスティバイオが大外から追い込み激戦を制す ★サトノバロンが3着に善戦 【イルミネーションジャンプS】ディアマジェスティが9馬身差の圧勝
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