おしらせ
【月曜京都メイン/淀短距離S】そろそろオープン勝ちを!ドリームバレンチノ
9日の月曜、京都競馬場のメインレースとして開催されるのが淀短距離S(OP、芝1200m)だ。 1番人気に推された前走アンコールSでは実にスムーズにレースを運びながら、勝ち馬に内から巧く乗られ惜しくも星を落としたのがドリームバレンチノ。オープン昇級後2戦続けて詰めを欠く結果に終わっているが、力量そのものは確実に上位だ。ここでそろそろオープン級初勝利を決めたい。5日の栗東坂路追いが中間の初時計となったが、終いびっしりと追われ4馬身先行していた相手と同入を果たしている。使いつつ良くなるタイプだけに、さらに状態アップと見ていいだろう。「上がり重点でいい動き。長距離輸送が続いているが、見た目にはまったく疲れを見せていません。持ち時計はあるし、京都も相性がいい。どこからでも競馬ができるし、1200mなら安定して走ってくれる。うまく捌いてほしいね」と、加用師。 ワンカラットはスプリント重賞2勝の実績が光る。前々走のGIII京阪杯ではロードカナロアに0秒3の3着と健闘しており、衰えは感じられない。自身初めて背負う斤量57キロがどうかだが、中間は力強い脚捌きを見せており5日の栗東坂路追いでは自己ベスト更新の4F51秒9(一杯)をマーク。デキの良さは強調できる。克服してみせたい。 開幕週の好コンディションを利して押し切りを狙うのがエーシンダックマンだ。再昇級戦だった前走は内から外から来られ、逃げ馬にはつらい展開。早々に沈没してもおかしくないところだったが、それでも0秒6差の5着に踏ん張っている。橘S勝ち、オパールSで2着と京都コースと相性がいいのも好材料だ。4日は栗東坂路で4F51秒5-1F13秒6(G前追う)と好タイムをマークしている。レース間隔詰まっているが、依然好調だろう。「5日の競馬を見る限りでは前が残る馬場。今回も行くしかないが、今の馬場なら残り目も」と、坂口助手は逃げ切りに期待している。 ワンパンチ足りない歯がゆさはあるが、スギノエンデバーは堅実な走りを続けている。前走も前が壁になる不利がありながら、0秒6差の6着。先行激化が予想される展開だけに、スムーズな競馬が叶えば1年ぶりのVがあっていいい。レース間隔詰まっているため、5日は流す程度の稽古に留まったがラストはスムーズに伸びた。動きに硬さ感じられず、いい意味で平行線だろう。「状態は変わらずいいので、まともにこの馬の競馬さえさせてもらえればチャンスはあると思っています」と、若松助手も好調キープをアピールしている。 ミキノバンジョーは昨年後半から短距離戦線に活路を求め京洛Sで5着、京阪杯で5着と一応のメドは立てている。前走の阪神Cは14着。「不利もあったが、さすがにGIIでは力の差を感じた。でもオープン特別なら差はないはず」と、大橋師は逆襲への意気込みを見せている。6日の追い切りは栗東ポリトラックコースで終い重点に追われ5F65秒3-1F11秒2(馬なり)と、軽快な伸びを見せた。 展開ひとつで流れ込みも。 ★ドリームバレンチノは2着 【2011アンコールS】サンダルフォンが2年連続で大トリを務める ★昨夏に大躍進! 【キーンランドC】(2010年)ワンカラットがスプリント重賞2連勝!
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