【メイクデビュー中山6R】馬群を割って伸びたゴールドヘクターが勝利

15日、中山競馬場で行われた第6R・メイクデビュー中山（ダ1800m）は、単勝オッズ10.3倍の5番人気に支持されたゴールドヘクター（牡3、美浦・戸田）が道中は5番手からレースを進めると、直線で力強く伸びてデビュー戦を勝利で飾った。勝ち時計は1分58秒3（良）。鞍上は吉田豊騎手。 ケイアイジーニアス（牡3、美浦・田村）が立ち遅れた以外は各馬揃ったスタート。真ん中から2番人気のハーコット（牡3、美浦・鹿戸雄）が先手を奪うと、外枠からディアフリーダム（牡3、美浦・高橋裕）やビックケン（牡3、美浦・池上）がそれに続く。シルクスノーマン（牡3、美浦・牧）や1番人気のゴールドゼウス（牡3、美浦・斎藤）、ゴールドヘクターらがその後ろを追走し、3番人気のキシュウファイン（牝3、美浦・尾形）は中団からレースを進めることとなった。 ゆったりとした流れでレースを引っ張ったハーコットだったが、3コーナー入り口で外からコスモリオ（牝3、美浦・大和田）が一気に進出。ハナを譲る形となったハーコットだったが、内から盛り返してすぐさま先頭を奪い返す。4コーナーから直線へ向くころには先団6頭と後方馬群の差が大きく開き、この時点で勝負は先行集団に絞られた。 ラチ沿いで必至に粘りこみを図るハーコットだったが、大外から伸びてくるゴールドゼウスの脚色が明らかに優勢。内外離れたこの2頭の争いに、馬群を割って脚を伸ばすゴールドヘクターが加わる。残り100m付近でゴールドヘクターが抜け出し先頭に立つと、最後は外ゴールドゼウスに半馬身の差をつけて先頭でゴール板を駆け抜けた。2着馬から1馬身3/4差の3着はハーコットが死守。なお、人気のディアフリーダムは5着、キシュウファインは勝ち馬から4秒5差の16着に敗れている。 配当は単勝1,030円、馬連940円、馬単2,830円、3連複2,220円、3連単15,650円。勝ったゴールドヘクターは父フジキセキ、母タッチオブゴールド（母父ヘクタープロテクター）という血統で、半兄には06年新潟2歳Sを制したゴールドアグリなどがいる。 ※詳しいレース結果はコチラ ★3歳馬の動向はここでチェック！ UMAJIN-POG ★POGがもっと楽しめる！3歳戦の陣営コメント満載！ 今週の3歳戦「ここが見どころ」 ★今週のメインレース出走各馬の追い切り評価などはコチラ！ データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」

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