おしらせ
【土曜京都8R/牛若丸ジャンプS】レコード決着となった京都JSの1、2着馬が中心
14日に京都競馬場で行われる牛若丸ジャンプS(障害OP、ダ3170m)。レコード決着となった京都ジャンプSの1、2着馬が参戦し、オープン勝ち馬も3頭出走。オープン特別とはいえ、ハイレベルな戦いが予想されるこの一戦の展望をお届けしたい。 昨秋の京都ジャンプSを3分30秒4というレコードタイムで制し、待望の重賞初制覇を飾ったのがテイエムハリアーだ。今回は2カ月ぶりの実戦となるものの、中間は栗東Cウッドで6F80秒を切る時計を3週連続でマークしており、状態は悪くない。昨年のこのレースで実力馬・ランヘランバ以下を寄せつけずに完勝しており、直線がダートのレースも4戦4勝と舞台設定も申し分ない。斤量も据え置きの60キロということで、上位争いは必至だろう。 京都ジャンプSでテイエムハリアーを3/4馬身差まで追い詰めたエルジャンクションも、展開ひとつで逆転できる可能性がありそうだ。年末までは軽めの調整が続いていたが、年明けの4日には林騎手が騎乗して栗東ポリトラックで6F80秒4-11秒5(強め)をマークすると、11日にも6F66秒1-1F11秒2(強め)と鋭い走りを披露。状態面はテイエムハリアーに引けは取らないと言って良さそうだ。 上位2頭と比べると別路線組はやや見劣りするが、底を見せていないという点を考えれば入障後2戦2勝のマサライトを3番手評価するべきか。約8カ月ぶりの復帰ということで状態が気になるところだが、1カ月近く入念に乗り込まれており調教量自体は足りている。これまでの追い切り内容を考えると、なかなか時計が詰まっていない現状だが、素質の高さで3着争いに加われる可能性はあるのではないか。 マサライトと同じく約8カ月ぶりの実戦となるナムラチェンジも、前走の京都ジャンプS5着を含め、入障後はすべて掲示板を確保している。この中間は、夏場に一度入厩したものの再放牧に出され、再入厩後の初時計は年末の12月28日。急ピッチで調整が進められると、12日には植野騎手が騎乗して栗東ポリトラックで6F80秒6(馬なり)をマークし、走れる態勢を整えてきた印象を受ける。実戦に行っての息持ちは心配なところだが、上位争いできる可能性は十分ありそうだ。 使われている強味を取るなら、年末に障害オープンでワン・ツーしているカネスラファール、ヒカリアライブだろう。勝ったカネスラファールは入障後4、1、3、1着と底を見せていないし、2着のヒカリアライブも61キロを背負っていたことを考えれば悪い内容ではなかった。相手は強化されるが、目下の勢いでどこまで通用するかといったところだろう。 ★エルジャンクションも2着に頑張りました 【京都ジャンプS】テイエムハリアーが重賞初制覇 ★テイエムハリアーのオープン2勝目はメモリアル勝利でした 五十嵐忠男調教師がJRA通算200勝達成!! ★ヒカリアライブが僅差の4着に食い込みました 【阪神ジャンプS】直線立て直して猛追! クランエンブレムが重賞初制覇
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