【京成杯】ベストディール、坂路で馬なり調整も好仕上がり

美浦　坂路　良　馬なり 52.6-38.8-25.7-12.6 スローからの瞬発力勝負を制した前走（百日草特別）は2着馬に2馬身差をつけた強い勝ち方だったベストディール。まだ3走と浅いキャリアですでに2勝を挙げており、ポテンシャルの高さでは世代トップクラスに引けを取らないものがある。 中間は放牧を挟み、クリスマス前からコースで長めに追われて適度に負荷をかけるメニューを消化。1週前にはウッドコースで手応え抜群の追い切りを行い、そして12日に最終調整を実施した。美浦の坂路で僚馬サトノロックと併せ馬。鞍上（蛯名正義騎手）は手綱を持ったまま最後まで馬なりながらも、4F52秒6-1F12秒6を楽に計時した。馬体の張りが増してキビキビした素軽い動きも目についた。騎乗した蛯名騎手は馬の状態について「元気だし雰囲気もいい」と述べており、上々の仕上がりといえそうだ。 管理する国枝師は「体はできているから、今朝は併せ馬で息を整える程度の調整で十分。前走での勝ち方は我々が思った以上の内容だった。もともと素質が高い馬が実戦を経て着実に成長しているし、競馬が上手な馬だから展開に注文がつかないのも頼もしい」と胸を張る。 8月にデビュー戦を勝利して臨んだ札幌2歳Sは0秒4差4着に惜敗。だがこの敗戦は力負けというよりもむしろ強い相手に健闘したといえるものだった。その後に出走した百日草特別で改めて地力の高さを証明した内容。距離、コースともに初めてで課題は決して少なくないが、ポテンシャルの高さと仕上がりの良さでは遜色なし。のちのローテーションを考慮するにつけ、ここは着実に賞金を加算しておきたいところであろう。 ★3番人気に支持されたベストディールは健闘むなしく4着↓ 【札幌2歳S】グランデッツァが圧倒的人気に応えて快勝 ★札幌で迎えたデビュー戦で強い勝ち方をしたベストディール↓ 【メイクデビュー札幌6R】ベストディールがV 注目のストローハットは… ★【京成杯】出走予定馬全頭の追い切りは要チェック!! ★データで斬る! 【京成杯】のUMAJINデータ班の見解も必見!

Tweet

シェア