おしらせ
【アメリカJCC】ここでは負けられないルーラーシップ
栗東 CW 良 馬なり 67.3-52.4-38.8-12.2 昨年行われた有馬記念では、宝塚記念以来の競馬ということもあり、11番人気で迎えたルーラーシップ。スタートで出遅れたため、無理せず最後方から。道中はオルフェーヴルをマークする形で進み、勝負所で突き放されはしたが、最後はメンバー中最速の上がりを繰り出し4着まで押し上げた。 「今年は何としてもGIのタイトルが欲しい。血統や能力を考えてもGIを取れる馬ですし、取らないといけない馬。そのためにもまずはここで結果を出したい」と、清山助手は今年を勝負の年と考えているようだった。 有馬記念後はノーザンファームしがらきへ短期放牧に。年明けに帰厩してからも十分に乗り込まれており、18日の最終追い切りでは、金鯱賞以来のコンビとなる福永騎手を背にウッドコースへ。普段通りの3頭併せで、ルーラーシップは最後方からのスタート。直線で内に潜り込むと、最後まで手綱は持ったままで先着を果たした。 「前(金鯱賞)の時よりも馬が変わったように感じました。躍動感ある動きだったし、今回は頭数も少ないので慌てず乗れるのもいいですね」と、追い切りに跨った福永騎手がいつもの笑顔を見せてくれた。 昨年の春には重賞を勝ちまくり、最強とも称されていた今年の5歳馬世代。ところが、秋のGI戦線が始まると評価は一変した。天皇賞・秋こそダークシャドウとペルーサが2,3着と踏ん張るものの、続くジャパンCでは、トレイルブレイザーの4着が最高成績。そして、迎えた有馬記念では、軒並み評価を落とした現5歳世代が見事に復活。オルフェーヴルには及ばなかったものの、2着にエイシンフラッシュが入り、3着にもトゥザグローリー、4着ルーラーシップと現5歳馬世代が上位を独占し、やはりこの世代は“強い"とファンの脳裏に焼きつけた。 そして、先週の日経新春杯では有馬記念3着のトゥザグローリーが快勝し、今週はルーラーシップがスタンバイ。世代屈指の良血馬のGI獲りがAJCCからスタートする。 ★不良馬場も克服! 【金鯱賞】大出遅れを跳ね返しルーラーシップが快勝 ★【アメリカJCC】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★皆様のご協力をお願い致します 東北地方太平洋沖地震・応援メッセージ募金
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