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【TCK女王盃(大井)】中央勢蹴散らした!7番人気ハルサンサンが豪快差し切り

今野騎手のゲキに応え、外から中央勢をまとめて差し切った船橋のハルサンサン(写真右)。

18日、大井競馬場で古馬牝馬による重賞・第15回TCK女王盃(交流GIII、ダ1800m)が行われ、7番人気だったハルサンサン(牝4、船橋・佐藤賢)が直線で豪快に差し切って優勝した。勝ち時計は1分53秒6(良)。鞍上は今野忠成騎手。 好発を決めた1番人気のカラフルデイズ(牝4、栗東・藤原英)がハナに立とうとするが、押して2番人気プレシャスジェムズ(牝5、美浦・伊藤圭)が先頭に進出し、主導権を握る。2番手でカラフルデイズ、3番手ウェディングフジコ(牝8、美浦・戸田)、インの4番手でハルサンサンと隊列が固まった。3番人気パールシャドウ(牝6、美浦・手塚)はちょうど馬群の真ん中に位置。 ゆったりしたペースで競馬は進み、序盤から隊列変わらず直線の攻防に突入。レースを引っ張ったプレシャスジェムズの脚色は衰えないが、それ以上の切れ味でカラフルデイズが進出、好位ウェディングフジコも脚を伸ばし先頭争いに加わってくる。この3頭の三つ巴か……と思われたが、外に持ち出していたハルサンサンが別格の脚色でぐんぐん進出。ゴール前、三つ巴のなかからカラフルデイズが抜け出すが、外ハルサンサンが差し切って先頭でゴールインした。アタマ差の2着がカラフルデイズ。そこから1馬身差の3着争いは際どくなったがハナ差でプレシャスジェムズが制している。4着はウェディングフジコ。 レース後、今野騎手は 「馬が良く走ってくれました。思ったより流れが遅くなり、折り合いを欠きかけたが、直線ではいい反応でした。いままで上手に乗れておらず、佐藤先生(佐藤賢二調教師)に怒られてばかりだったが、結果が出て良かった。今年一年頑張ります」 と、安堵の表情で勝利ジョッキーインタビューに応じていた。 配当は単勝2,150円、馬連2,690円、馬単9,350円、3連複2,230円、3連単33,950円。勝ったハルサンサンは父サウスヴィグラス、母ハルワカ(母父ワカオライデン)という血統。昨年のロジータ記念(SI、ダ2100m)で2着などの実績はあったが、重賞勝ちはこれが初めて。通算成績を15戦5勝とした。 ★ピックアップ馬がきっちり上位独占! 【TCK女王盃(大井)】クイーン賞2?5着の中央勢4頭が中心か
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