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【京都牝馬S】有力馬1週前追い切りレポート
29日、京都競馬場のメインレースとして第47回京都牝馬S(GIII、芝1600m)が開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちのプロフィールを詳細レポート! ショウリュウムーン モタれ癖がほぼ解消し、近走の成績は安定。前走の京都金杯は追われ出してからの反応がワンテンポ遅れ0秒3差の4着だったが、エンジンがかかってからの伸び脚には見るべきものがあった。ひと息入っていたところを叩かれ気配は順当に上昇。連覇へ、盤石の態勢で臨めそうだ。19日の栗東坂路調教が中間の初時計。終いしっかり負荷を掛けられ、4F52秒7-1F12秒3(G前追う)をマークした。モタれたところはなく真一文字に伸び、数字以上にラストの切れ味は際立っていた印象。抜かりのない仕上がり状態だ。 コスモネモシン クイーンSでアヴェンチュラにクビ差の2着など、昨年後半は堅実な走りを続けてきた。前走愛知杯は3着だったが、ハンデは上位の55.5キロで距離もこの馬にしては若干長かった印象。マイル戦、定量54キロと条件が好転するここで2年ぶりの重賞Vを狙う。中間は放牧に出されず、厩舎で調整。18日、美浦北C(ダート)コースでの追い切りでは5F66秒0-1F12秒2(馬なり)をマークした。テンから軽快な行きっぷりで、ラストも持ったままで切れに切れている。気配は確実に前走以上。 22日の日曜追いでも速い時計を出しており、輸送を控えた最終追いは流す程度になりそうだ。 アスカトップレディ 前走京都金杯ではショウリュウムーンに先着の3着。それを含めて京都芝では【2.2.2.1】、着外の1もアドマイヤコスモスのレコード駆け(大原S)に0秒3差の4着だ。斤量こそ前走から1キロ増えるが、同じ舞台で牝馬同士の一戦なら首位争いに加われる。18日は余力十分で栗東坂路4F55秒4-1F13秒5(馬なり)をマーク。硬さはなく、脚捌きはスムーズだった。中2週-中2週とレース間隔詰まるが疲れは感じられず、高いレベルで好調をキープできていると見ていいだろう。 ドナウブルー 1年前のシンザン記念では1番人気に推されるなど、その素質が早くから評価されていた存在だ。クラシック本番にこそ進めなかったが、前走の1000万条件では圧勝。古馬相手の重賞は初めてとなるが、十分通用していい。前走後はいったん放牧に出されリフレッシュ。年明けから時計を出し始め、まずは順調に来ている。18日は栗東坂路で新馬を0秒7追走。終いびっしり追われ、0秒5差の先着と貫禄の違いを示した。もうひと追いで態勢は整ってきそう。 レディアルバローザ 前走エリザベス女王杯では17着に沈んだが、これは単純に距離が長かったもの。昨春ヴィクトリアマイルではアパパネ、ブエナビスタと際どい勝負に持ち込むなど適性は間違いなくマイル寄りの馬だけに、ここでの逆襲は十分に考えたい。前走後は放牧で休養。12月中旬から丹念に乗り込まれ、しっかり立ち直ってきている。18日は栗東ポリトラックコースで終い重点に追われ、6F80秒7-1F11秒8(G前追う)をマークした。仕掛けられての反応は機敏で、緩んだ雰囲気はない。さっそく力を出せそうな状態だ。 ★馬群を縫って鋭く伸びた! 【京都牝馬S】(2011年)ショウリュウムーンが2つ目のタイトル奪取!! ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【京都牝馬S】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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