おしらせ
【アメリカJCC】ルーラーシップが格の違いを見せて圧勝
22日、中山競馬場で行われた第53回アメリカJCC(GII、芝2200m)は、福永祐一騎手騎乗で単勝1.4倍の1番人気に支持されたルーラーシップ(牡5、栗東・角居)が、道中は中団よりやや後方を進み3、4コーナーで大外を進出すると、直線で一気に先頭に立って1着ゴール。昨夏の金鯱賞以来となる重賞4勝目を飾った。勝ち時計は2分17秒3(不良)。 レースは、人気の一角に支持されたトーセンレーヴ(牡4、栗東・池江)が先手を奪い、直後を8枠のツクバホクトオー(牡6、美浦・尾形)、サンテミリオン(牝5、美浦・古賀慎)が追走。2番人気に支持されたナカヤマナイト(牡4、美浦・二ノ宮)は好位を進み、ゲシュタルト(牡5、栗東・長浜)はスタートでやや遅れたものの二の脚で中団まで盛り返す。そして断然人気のルーラーシップは、後方4番手で脚を溜める形となった。 勝負どころの3、4コーナーでは雨の影響で悪くなった馬場の内々を嫌った各馬が外に広がり、その一番外をルーラーシップが進出。その内で馬体を併せたナカヤマナイトも一緒に上がって行くが、直線で力の違いを見せたルーラーシップが一気に突き放し、最後は3馬身差をつけて先頭ゴールを果たした。 2着がナカヤマナイトで、さらに2馬身差の3着には直線で馬群の中からスムーズに抜け出したゲシュタルトが入線した。なお、逃げたトーセンレーヴは、サンテミリオンにもかわされてしまい5着止まりとなっている。 配当は単勝140円、馬連300円、馬単390円、3連複560円、3連単1,270円。勝ったルーラーシップは父キングカメハメハ、母エアグルーヴ(母父トニービン)という血統で、半姉にはエリザベス女王杯を連覇しているアドマイヤグルーヴ、半兄には重賞2勝のフォゲッタブルなどがいる。 ※詳しいレース結果はコチラ ★金鯱賞を制した時も不良馬場でした 【金鯱賞】大出遅れを跳ね返しルーラーシップが快勝 ★去年の1月は日経新春杯を制しました 【日経新春杯】リスポリ騎手騎乗のルーラーシップが勝利 ★初の古馬相手も問題にせず快勝しました 【鳴尾記念】半年の休養明けでもルーラーシップ快勝!
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