おしらせ
【土曜中山メイン/アレキサンドライトS】「そろそろなんとか」ゴールデンチケット
14日、中山競馬場のメインレースとして行われるのがハンデ戦の準オープン特別・アレキサンドライトS(ダ1800m)だ。 爪に不安があり、1年以上休養していたゴールデンチケットは昨年10月に復帰。7着、5着と徐々に着順を上げ、復帰3戦目の前走では0秒1差の3着と好走した。復調気配は明らかだ。中間も入念に乗り込まれており12日は美浦坂路で50秒7(馬なり)、18日も51秒9(馬なり)と力強いフットワークから好タイムを叩き出している。重賞勝ち(兵庫チャンピオンシップ)、ジャパンCダートでは3着の実績からトップハンデ58キロが課せられたが、前走時からさらに気配は上昇している雰囲気だけに克服は可能だろう。「確実に復調して、いい感じになってきたので楽しみはある。そろそろなんとか」と、畠山吉師。2年半ぶりのVなるか。 レパードSでの2着などオープン級でも好走歴のあるグリッターウイングは、力量的に当然上位争いへ加わっていい。昨年7月以来のレースで、仕上がり具合が焦点となろう。12月中旬から入念に乗り込まれているが、やや動きに重さが感じられるのが気がかり。栗東坂路での最終追い切りでは3歳未勝利馬に遅れをとり、時計も4F54秒5-1F13秒5(一杯)と物足りないものだった。地力でどこまでやれるかだろう。 昨夏の昇級後、このクラスで大崩れのない走りを続けているのがスエズ。中間の攻め気配は抜群で、ハンデ上位組を逆転する走りがここであってもいい。12日は栗東ウッドコースでピイラニハイウェイ(7歳オープン)を抜き去る圧巻の動き。このひと追いで十分に仕上がっており、18日は栗東坂路で終いだけ伸ばされる内容に。素軽い脚捌きからは、好調さは疑いようがない。「門司Sを除外となり、スライドしましたが太めが残らないよう、きっちり乗り込んでいます。チャンスはあるはず」と、高島助手は意気込みを見せている。 マイネルオベリスクは現級勝ちの実績あり。昨秋の復帰から2走は奮わなかったが、叩き3戦目の前走で0秒1の4着(上述ゴールデンチケットにはクビ差)と変わり身を見せた。上昇気流に乗って上位争いに食い込んできそう。中間は順調。18日は美浦坂路で4F53秒9(馬なり)、ウッドで5F73秒6-1F13秒1(強め)と速い時計を2本出すなど活気にあふれている。「状態は上向き。斤量(57キロ)も予想通りだし、いいレースになってほしいね」と、奥平師。 ドットコムは「使い込んで良くなるタイプ」(戸田師)だけに、そろそろ走り頃か。12日、18日と2週続けて戸田師が手綱を握り美浦ポリトラックコースで併せ馬。攻めではズブいところを見せるタイプだが、18日の追い切りでは稽古駆けする相手にしっかり食い下がって同入に持ち込んでいる。状態は文句無し。「前走は道中ゴチャついたのが響いた。引き続き状態はいい、展開ひとつだね」と、斉藤助手はデキの良さには胸を張っていた。 ★ゴールデンチケットは3着 エスポワールシチーが真のダート王者に!/JCダート(2009年)
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