おしらせ
【京都牝馬S】心身ともに成長したダンスファンタジア
美浦 坂路 良 馬なり 51.9-38.1-25.2-12.5 1年前のフェアリーSで重賞初制覇。母ダンスインザムードという血統背景からも大きな期待を背負っているダンスファンタジアだが、その後は長らく低迷が続いている。昨年の秋初戦となったポートアイランドSは初めての古馬対戦で3着と復活の兆しを見せたものの、続く富士S、ターコイズSでは掲示板すら載れなかった。 しかし、陣営に悲観の色はない。「富士Sは道悪が影響しただけ。前走(ターコイズS)も勝ち馬が前でフラついて追いづらい場面があった。それでもゴールまで集中力が途切れることはなかったし、6着とはいえ0秒1差だから、牝馬同士ならスムーズに運べれば差はない」と津曲助手は話す。 前走後はレースのダメージも少なく、すぐに乗り込みを開始。コースと坂路を併用して順調に調整されてきた。1週前は同厩のペルーサ(5歳オープン)と合わせて同入。北C(ダート)で5F66秒8-1F13秒4(馬なり)をしっかりとしたフットワークでマークした。 そして、今週(25日)の最終追い切りは再びペルーサと併せ馬。坂路で3馬身ほど先行し、軽快な脚どりで上記タイムで同入した。この動きを見た藤沢和雄調教師は「使ってきているから、これだけ動ければ問題ない。53キロなら十分戦えるでしょう」と手応えを掴んだ様子だった。 昨春は使うと馬体が減り維持することに苦労したが、今はそんな問題も解消。折り合い面にも進境を見せており、心身ともに大きくなったダンスファンタジアが再び重賞の舞台で活躍してくれるはずだ。 ★前走は6着も勝ち馬とは0秒1差 【ターコイズS】ブービー人気のマイネプリンセスが勝利 ★ポートアイランドSは初の古馬対戦で3着とポテンシャルは高い 【ポートアイランドS】ショウリュウムーンが馬群を割って鋭伸 ★1年前の重賞初制覇から勝ち星がない 【フェアリーS】(2011年)ダンスファンタジアが関東で見事に逆襲! 重賞初制覇 ★【京都牝馬S】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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