【火曜日の新馬戦・注目馬】エリザベス女王杯勝ち馬クイーンズリングの半弟などがデビュー

■12月28日の中山競馬場第5R・メイクデビュー中山（新馬、芝2000m）で、アクアテラリウム（牡2、美浦・鹿戸）がデビューする。7つ上の半姉クイーンズリングはエリザベス女王杯など重賞4勝、ラストランだった4年前の有馬記念では2着に入った。伯母トレストレラは仏1000ギニー馬。稽古ではまだ追われて伸び切れない面はあるものの、本数そのものはしっかりこなせており体調は悪くなさそう。本番での走りに注目したい。鞍上は短期免許で久々に来日中のC.デムーロ騎手。

【アクアテラリウム】
父ハーツクライ
母アクアリング
母父Anabaa

■12月28日の中山競馬場第6R・メイクデビュー中山（新馬、ダ1200m）でラブミーディザイア（牝2、美浦・和田勇）がデビュー戦を迎える。父はラブミーディザイアと同じ小林祥晃さんが所有していたコパノリッキーで、この2歳世代がファーストクロップ。ひとつ上の半兄イースタンワールドは昨年秋の新馬戦で勝利し、今年1月の1勝クラスの特別戦・セントポーリア賞ではグレートマジシャンの3着に入っている。22日（水）の追い切りは本番でも騎乗する藤田菜騎手が跨り、新馬2頭相手とはいえ最優勢の動きだった。持てる力をしっかり出せそう。

【ラブミーディザイア】
父コパノリッキー
母メイショウアサツユ
母父タイキシャトル

■12月28日の阪神競馬場第5R・メイクデビュー阪神（新馬、芝1600m）でレベレンシア（牡2、栗東・安田翔）が鮫島駿騎手を背にデビューする。父はロードカナロア、伯父にフェブラリーSやジャパンCダートなどを制し、ダートで大活躍を見せたトランセンド、いとこにダートグレード競走・名古屋グランプリ2着のアングライフェンなどがいる。17日（金）の追い切りでは栗東坂路で4F51秒7-1F12秒0（一杯）と好時計をマークしている。しっかりと坂路で動けたところを見ると脚力はなかなかのものがありそうだ。

【レベレンシア】
父ロードカナロア
母ブルーモーメント
母父ダンスインザダーク

＜お知らせ＞
次回の「新馬戦・注目馬ニュース」は1月6日（木）の更新となります。

（Text:Nishimura/Hiraishi）

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