おしらせ
【根岸S】シルクフォーチュン豪脚一閃V ダノンカモンは5着
29日、東京競馬場で行われた第26回根岸S(GIII、ダ1400m)は、単勝9.5倍の4番人気に支持されたシルクフォーチュン(牡6、栗東・藤沢則)が最後方待機から直線で鋭く脚を伸ばし、前をまとめてかわし優勝した。勝ち時計は1分23秒5(良)、鞍上は藤岡康太騎手。 レースは発馬直後にエベレストオー(牡5、美浦・高市)が落馬競走中止となるが、他馬はほぼ揃ったスタート。まず内枠からトウショウカズン(牡5、栗東・領家)がハナを窺うものの行き切ることはなく、それを見たタイセイレジェンド(牡5、栗東・矢作)が外から一気に先頭へ。2番手にはオオトリオウジャ(牡6、栗東・牧浦)、3番手は控えたトウショウカズンが追走。1番人気のダノンカモン(牡6、栗東・池江)は中団の7、8番手を追走した。 逃げたタイセイレジェンドが淀みないペースで引っ張ったことで、隊列は勝負どころまで変わることなく進む。4コーナーで外からティアップワイルド(牡6、栗東・西浦)、セイクリムズン(牡6、栗東・服部)、テスタマッタ(牡6、栗東・村山)などが徐々に前へ進出すると、各馬も一斉に仕掛け始めて最後の直線へと向いた。 残り400mを切っても依然として逃げたタイセイレジェンドが楽な手応えで先頭をキープするが、好位に控えていたトウショウカズンが外に出されると、ジリジリとその差を詰めて残り200mでこの2頭が並ぶ。だが、それも束の間、大外からシルクフォーチュンが目の覚めるような末脚で強襲。タイセイレジェンド、トウショウカズンの2頭をあっという間に捕え、1馬身半のリードをとって1着でフィニッシュした。 接戦の2着争いはトウショウカズンが制し、ハナ差の3着にシルクフォーチュンと一緒に追い込んできたテスタマッタが入線。4着にはタイセイレジェンドが粘り込み、ダノンカモンは5着を確保するのが精一杯だった。配当は単勝950円、馬連15,660円、馬単26,230円、3連複58,390円、3連単379,550円。勝ったシルクフォーチュンは父ゴールドアリュール、母シルクエスペランサ(母父Alwuhush)という血統。 ※詳しいレース結果はコチラ ★前走はギャラクシーSで3着 【ギャラクシーS】8番人気ヒラボクワイルドが波乱を演出 ★2走前は武蔵野Sで9着 【武蔵野S】ナムラタイタンが重賞初制覇 ダノンカモンはまた2着 ★重賞2勝目、重賞初制覇は昨年のプロキオンS 【プロキオンS】伏兵シルクフォーチュンが豪脚一閃!
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