おしらせ
【白富士S】ヤングアットハートがペルーサの追撃を振り切る
28日、東京競馬場で行われた第11R・白富士S(OP、芝2000m)は、単勝9.6倍の3番人気に支持されたヤングアットハート(牡5、美浦・松山康)が中団待機から直線で脚を伸ばし、ゴール前で追い込んできたペルーサ(牡5、美浦・藤沢和)の追撃を振り切って1着でゴールした。勝ち時計は1分59秒6(良)、鞍上は後藤浩輝騎手。 レースはまず最内枠のミッキーパンプキン(牡6、栗東・清水出)がハナを窺うが、これを叩いて大外枠から好ダッシュを決めたシゲルタック(牡8、栗東・田中章)が一気に先頭へ。控えたミッキーパンプキンが2番手につけ、3番手にイケドラゴン(牡7、美浦・石毛)が追走する。 断然の1番人気に支持されたペルーサはダッシュがつかず最後方から。ヤングアットハートはちょうど中団の6、7番手につけた。ペースは1000m通過が59秒1とそれほど速くはなかったが、ほとんどの馬が道中は脚を温存したため、先頭のシゲルタックから最後方のペルーサまでは、20馬身ほどのタテ長の展開となった。 3コーナーをカーブして徐々にペルーサも前に進出していこうとするが、反応があまり良くなく先頭までの差はなかなか詰まらない。前は依然としてシゲルタックが単騎で逃げ、4コーナーで2番手のミッキーパンプキン、イケドラゴンなどが動くと、各馬もここからスパートを開始した。 直線に入り早々とミッキーパンプキンがシゲルタックを捕らえて先頭に。外からは懸命にコロンバスサークル(牝6、美浦・小島太)とヤングアットハートが脚を伸ばし、内を突いてはセイクリッドバレー(牡6、美浦・高橋裕)も伸びてくる。 残り100m地点でミッキーパンプキン、コロンバスサークル、ヤングアットハート、セイクリッドバレーの4頭が並ぶ形となり、一番外のヤングアットハートが抜け出す。しかし、さらに外から鋭く脚を伸ばすペルーサが猛追。みるみる差を詰めて前を一気に捕らえる勢いだったが、3/4馬身差までヤングアットハートを追い詰めたところがゴールだった。 1着ヤングアットハート、2着ペルーサ。アタマ差遅れた3着は8番人気のセイクリッドバレーが入線した。配当は単勝960円、馬連720円、馬単2,400円、3連複2,880円、3連単21,350円。勝ったヤングアットハートは父フレンチデピュティ、母ニフティハート(母父サンデーサイレンス)という血統。 ※詳しいレース結果はコチラ ★前走はステイヤーズSで9着 【ステイヤーズS】09年天皇賞・春を制したマイネルキッツが復活の勝利 ★2走前は福島記念で14着 【福島記念】アドマイヤコスモスが7連勝で重賞初制覇 ★【根岸S】【京都牝馬S】出走各馬の追い切り評価などはコチラ! データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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