おしらせ
【小倉大賞典】川須騎手&エーシンジーライン重賞初制覇
4日、小倉競馬場で行われた第46回小倉大賞典(GIII、芝1800m)は、単勝16.3倍の5番人気エーシンジーライン(牡7、栗東・坂口)が果敢にハナを切って最後まで後続の追撃を振り切り優勝した。勝ち時計は1分46秒3(良)、鞍上は川須栄彦騎手。 ヤマニンウイスカー(牡6、栗東・日吉)とマイネルスターリー(牡7、栗東・加用)が出遅れたスタートだったが、そんななか果敢に押してハナを切ったのはエーシンジーライン。これにオースミスパーク(牡7、栗東・南井)、ビッグウィーク(牡5、栗東・長浜)がつけ、1番人気のコスモファントム(牡5、栗東・宮)は6、7番手を追走した。 バックストレッチに入り、逃げるエーシンジーラインにオースミスパークが並びかけるも、エーシンジーラインは譲らず先頭をキープ。この2頭が競り合ったことで3番手以降との差は広がり、先頭からシンガリまでは20馬身以上も広がるタテ長の展開となった。 3コーナーに入ると3番手以降の各馬が徐々に前へ進出を開始。逃げた2頭との差は4コーナーまでにみるみる縮まり、そのまま一気に飲み込まれてしまうかと思われたが、4コーナーで仕掛けられたエーシンジーラインが再び差を広げて最後の直線へと向いた。 直線に入り外からはコスモファントム、馬群を割ってはスマートギア(牡7、栗東・佐山)も脚を伸ばす。さらに残り200mを切って大外からはダンツホウテイ(牡7、栗東・本田)、ブロードストリート(牝6、栗東・藤原英)なども突っ込んでくる。しかし、これらをすべて振り切りエーシンジーラインが最後まで渋太く粘り切った。 2着は10番人気のスマートギア、3着は1番人気のコスモファントムが入線。配当は単勝1,630円、馬連12,720円、馬単28,100円、3連複13,600円、3連単127,400円。勝ったエーシンジーラインは父Giant's Causeway、母Lady Danz(母父Danzig)という血統のアメリカ産馬。 ※詳しいレース結果はコチラ ★前走は中山金杯4着 【中山金杯】上がり馬フェデラリストが重賞初制覇! ★2走前は中日新聞杯6着 【中日新聞杯】11番人気のコスモファントムが重賞2勝目、大野騎手は重賞初制覇 ★重賞で2着の実績も 【朝日CC】ゴール前は大接戦!制したのは1番人気ミッキードリーム
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