おしらせ
【京都記念】入念に乗り込まれてデキ上昇 ヒルノダムール
栗東 坂路 重 一杯 55.3-40.6-26.6-13.0 前走の有馬記念は掲示板を外したとはいえ、最後の直線で窮屈になりながら0秒4差と改めて力を見せたヒルノダムール。明け5歳となり下から新たな勢力も台頭しつつあるが、“最強世代”の中核を担ってきた存在として、出走メンバー唯一のGIホースとして意地を見せたいところだ。 この中間は放牧には出さずに厩舎で調整。デビュー戦からずっと手綱をとっている藤田騎手が跨り、コースと坂路で入念に乗り込まれてスッキリとした馬体に仕上がっている。1週前にはCコースでびっしりと追われ、6F80秒6-1F12秒3(一杯)をマーク。馬体回復に重きを置いた前走時とは異なり、熱のこもった調教が続けられている。 そして、本日(8日)の最終追い切りは坂路で僚馬と併せられ、1馬身後方から追いかけクビ差まで迫って上記タイムをマーク。先着とはならなかったが、脚色は優勢で最後まで力強い伸びを見せた。ラスト1F13秒0も前日の雨を考えれば上々のものだ。この動きに対し昆調教師は「減った馬体が戻り切らなかった前走時に比べれば乗り込み量は十分だし、体調面も間違いなく上」と胸を張る。 今回はGIIとはいえ、明け4歳馬のウインバリアシオンとトーセンラー、さらに自身が不在の間に一線級へのし上がったダークシャドウなど強敵は多い。が、完全復活をアピールするには十分過ぎる相手とも言える。58キロでの出走でも【3.1.1.1】という得意の京都なら、昨春の天皇賞馬として存分に力を発揮してくれるだろうし、もう一度海外を目指す上でも、ここで良い結果がほしいところだ。 ★有馬記念は6着も勝ち馬とは0秒4差 【有馬記念】新時代の到来! オルフェーヴルが古馬を蹴散らし4冠目 ★昨秋は凱旋門賞挑戦も10着 【凱旋門賞】伏兵デインドリームが勝利! 日本馬2頭は無念の結果に… ★昨春は低評価を覆して天皇賞・春を制覇 【天皇賞・春】ヒルノダムールが混戦制しGI初制覇! ★【京都記念】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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