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【京都記念】有力馬1週前追い切りレポート

春天Vで鞍上藤田騎手が歓喜のガッツポーズ。GI勝ちの舞台で、ヒルノダムールは今期の始動戦を迎える。

12日の日曜日、京都競馬場のメインレースとして行われるのが第105回京都記念(GII、芝2200m)だ。この一戦に出走を予定している有力馬たちのプロフィールを詳細レポート! ヒルノダムール 昨年春の天皇賞馬が得意の京都で始動戦を迎える。前走の有馬記念は仏遠征帰りからのぶっつけだったが、オルフェーヴルに0秒4差の6着と善戦し改めて地力の高さを誇示した。久々を使われ、気配はグンと上昇。状態の良さはかなりのもので、陣営には日経新春杯に進むプランもあったほどだ。1日は栗東ウッドで僚馬オーシャンフリート(4歳1000万下)を追走。ラストにびっしり追われるとあっさり5馬身突き放す圧巻の内容を見せている。「減っていた馬体は戻っているし、前走時よりいい状態だね」と、昆師は上積みの大きさを強調。 ウインバリアシオン ダービー、神戸新聞杯、そして菊花賞とオルフェーヴルの後塵を拝してきたが、それでも2着の座は他馬に譲らなかった。初の古馬相手となった前走ジャパンCでも自ら動いて5着を確保しており、力量は確実。当然勝ち負けになる。ジャパンC後は放牧で休養。当初はもう少し後からの始動が想定されていたが、牧場での状態が良く、早めの復帰となった。1日、栗東ウッドコースで帰厩後2本目の併せ馬を消化。安藤勝騎手を背に、1秒4先行した4歳500万下馬を追走し、ラストは一杯に追われて併入となっている。突き放すまでには至らなかったがここでしっかり負荷を掛けられたことで、急カーブを描いて気配は上昇しそう。あとひと追いあれば態勢整うか。 トーセンラー 昨年のきさらぎ賞を勝ち、前走の菊花賞では3着。古馬とは未対戦ながら京都芝では通算【2.0.2.0】とコース相性の良さは強調でき、定量55キロも好材料だ。放牧から1月上旬に帰厩しており、以来入念に乗り込まれている。1日は栗東ウッドでアルキメデス(3歳500万下)を0秒4追走。ゴール前での追い比べはわずかに及ばず0秒1遅れての入線となったが、自身の時計は6F82秒8-1F11秒9(一杯)と全体、ラストともに優秀なもの。順調な仕上がりぶりと言って良さそうだ。 トレイルブレイザー 格上挑戦だった昨秋のアルゼンチン共和国杯で重賞初勝利。そこから中2週のジャパンCで4着、さらに中1週の香港ヴァーズで6着とハードなローテーションのなか健闘しており、その地力強化ぶりには目を見張るものがある。GI獲りへ勢いに乗るレースにしたい。1月下旬の帰厩後は坂路とコースを併用され、乗り込みは順調だ。2日は岩崎騎手(レースは武豊騎手を予定)を背にパルラメンターレ(5歳1600万下)ら2頭を追走。直線で追われると鋭い切れ味を披露し、それぞれを突き放しての最先着を果たした。いい状態で来ている。 ダークシャドウ 昨年は東京芝1800mの重賞を2勝、秋の天皇賞で2着。ベストはやはり1800?2000mということになるだろうが、京都芝2200mのレースで2着があり、もうひと押しがきけばここでも上位に。鉄砲もこなす。2日は美浦ウッドで僚馬を4馬身追い掛ける形。直線で実戦さながらの追い比べとなったが、重心をグッと下げて最後はきっちりと1馬身の先着を果たした。全体時計5F64秒5(一杯)はこの週の美浦ウッドで最速時計。仕上がりに抜かりはない。馬体はやや太めに映るが、今週のひと追いと輸送でちょうど絞れてきそうだ。 ★7番人気での勝利でした 【天皇賞・春】ヒルノダムールが混戦制しGI初制覇! ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【京都記念】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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