【あすなろ賞】カーリングの仔エキストラエンドが2連勝

5日、小倉競馬場で行われた3歳馬による特別戦・あすなろ賞（500万下、芝2000m）は、単勝1.9倍の圧倒的1番人気に支持されたエキストラエンド（牡3、栗東・角居）が、好位追走から直線で余裕を持って抜け出すと、後続に1馬身3/4の差を付けて1着でフィニッシュ。デビュー戦こそ敗れたものの、2戦目に勝ち上がると、そこから2連勝となった。勝ち時計は2分01秒9（良）、鞍上は中舘英二騎手。 9頭立ての少頭数となった1戦は、マイネルスパーブ（牡3、美浦・小笠）が逃げ、2番手にピュアソウル（牡3、栗東・松田博）が位置取った。エキストラエンドは道中4番手、それをマークするような形で3番人気のグッドマイスター（牡3、栗東・安田）が続く。2番人気のエーシングルーオン（牡3、栗東・坂口）は、後方3番手からレースを進めた。 前半1000mの通過が62秒7。ゆったりとペースは流れていたが、3コーナー手前から一気にペースアップ。各馬の鞍上の手が激しく動くなか、内で脚をためていたエキストラエンドは、落ち着いて馬場の外めに持ち出し、最後の直線に入った。 粘るマイネルスパーブを、残り300m地点で捕らえたエキストラエンド。外からグッドマイスター、内からエーシングルーオンが差を詰めてくるが、力の違いを見せ付けて快勝した。内と外に大きく離れ接戦となった2着争いは、アタマ差エーシングルーオンに軍配。3着にグッドマイスター、クビ差の4着にマイネルスパーブが入線している。 配当は単勝190円、馬連570円、馬単850円、3連複570円、3連単2,220円という堅い決着。勝ったエキストラエンドは父ディープインパクト、母カーリング（母父Garde Royale）という血統で、兄にローエングリン、リベルタスなどがいる良血。なお「エキストラエンド」とは母名から連想した馬名で、「カーリングの延長戦」を意味している。 ※詳しいレース結果はコチラ ★POGがもっと楽しめる！3歳戦の陣営コメント満載！ 今週の3歳戦「ここが見どころ」 ★今週のメインレース出走各馬の追い切り評価などはコチラ！ データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★エキストラエンドを勝利に導きました 中舘英二騎手公式ブログ ? 逃稿日記 ?

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