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【ダイヤモンドS】有力馬1週前追い切りレポート
18日土曜日、東京競馬場のメインレースとして行われるのがハンデ戦によって争われる第62回ダイヤモンドS(GIII、芝3400m)だ。この一戦へ出走を予定している有力馬たちのプロフィールを詳細レポート! マイネルキッツ 09年春の天皇賞馬。10年には春天で2着。昨年はワンパンチ足りない走りが続いたが、12月のステイヤーズSで58キロを背負いながら完勝を収めた。3000m級のレースならまだ一線でやれる。予定していた有馬記念を鼻出血で回避するアクシデントはあったが、放牧で立て直され帰厩後の動きはしっかりしたもの。大きな影響は感じられない。9日は、美浦ウッドで僚馬マツリダガッツ(6歳1000万下)を追走。およそ2秒の大差を追い掛ける形だったが、余力を残しながら同入に持ち込んだ。馬体は少々太く映るが、今週しっかり追えばきっちり仕上がってきそうだ。前走比プラス500グラムのハンデ58.5キロなら許容範囲だろう。 ギュスターヴクライ 足踏みが続いていたがここ2走で2連勝し、オープン入り。素質馬がようやく本格化を果たした印象だ。昇級初戦が未知の3400mとなるが、ハンデ55キロなら上位食い込みの可能性は十分。中1週のため中間に速い時計は出していないが、久々を使われた反動はなく動きはキビキビしたところを見せている。元来は使い込んで良くなるタイプなだけに、上積みは大きく見込んでいいだろう。 オウケンブルースリ 08年の菊花賞馬。勝ち鞍からは2年以上遠ざかっているが、09年のジャパンCで2着、前々走のアルゼンチン共和国杯で58.5キロを背負いながら2着と東京コースを得意としているだけに、ここで久々の美酒があっても驚けない。放牧から1月下旬に帰厩しており、乗り込みは順調。8日、栗東坂路での追い切りでは3歳未勝利馬を捉え切れず半馬身遅れてのゴールだったが、悪化した馬場を気にしてのものでそう懸念視する必要はないだろう。いい頃の迫力あるフォームを取り戻してきた印象があり、動ける態勢は整いつつある。ハンデは据え置きの58.5キロに収まっている。 マカニビスティ? デビュー以来ダート戦中心に使われてきたが、矢作調教師の慧眼によって芝長距離戦線へ転戦。1年ぶりの芝戦となった昨春阪神大賞典で7着、続く天皇賞・春では0秒5差の4着とこの路線への適性を示した。今期も万葉Sで2着、連闘の日経新春杯で3着と健闘しており、芝の重賞タイトルを狙っていい地力は示している。連闘後はひと息入れられ、5日より追い切りを再開。8日は栗東ポリトラックで後方から来たグランプリボス(4歳オープン)に抜き去られ遅れ入線となったが、自身のタイムも6F75秒8-1F12秒4(一杯)と上々のもの。力は出せそうだ。 ヤングアットハート 休み明け2戦は馬場の影響もあり振るわなかったが、3戦目の前走白富士Sは好コンディションのなかペルーサらを封じて勝利。今回も良馬場なら、上位進出は大いにありそう。9日は後藤騎手が手綱を取り、美浦ポリトラックで僚馬を1秒3追走。直線では力強いフットワークを繰り出し、楽々と併入に持ち込んだ。迫力もあって、引き続き気配の良さが目立つ。時計は6F82秒3-1F12秒1(馬なり)。馬体の張りは落ちておらず、前走からの好状態を維持できている。 ★久しぶりの勝利でした 【ステイヤーズS】09年天皇賞・春を制したマイネルキッツが復活の勝利 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【ダイヤモンドS】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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