【クイーンC】大魔神の期待に応えヴィルシーナが重賞初制覇

11日、東京競馬場で行われた第47回クイーンC（GIII、芝1600m）は、単勝4.7倍の2番人気ヴィルシーナ（牝3、栗東・友道）が道中2番手追走から直線で抜け出し、最後は1番人気のイチオクノホシ（牝3、美浦・矢野英）の追撃を振り切って優勝した。勝ち時計は1分36秒6（良）、鞍上は岩田康誠騎手。 ほぼ揃ったスタートのなかから好ダッシュを決めたのはヴィルシーナ。しかし、内からこれをかわしてアラフネ（牝3、美浦・高橋裕）がハナを切り、単騎の逃げに持ち込む。控えたヴィルシーナが少し離れた2番手につけ、この後に船橋から参戦したエミーズパラダイス（牝3、船橋・川島行）、ヘレナモルフォ（牝3、美浦・栗田博）などが追走した。 アラフネがスムーズにハナを切り、他馬もこれを追いかけなかったため隊列はすぐに落ち着き、先頭からシンガリまでは11?12馬身ほどと全馬が一団となってレースは進んだ。ペースもスローで全馬がじっくりと折り合いに専念。直線での決め手比べとなった。 直線に向いて坂の途中でヴィルシーナがアラフネを捕らえて先頭へ。外からはイチオクノホシ、内からはエクセラントカーヴ（牝3、美浦・堀）も脚を伸ばしてくるが、スローペースだったこともありヴィルシーナの脚色は最後まで衰えず、そのまま後続に1馬身1/4差をつけて1着でフィニッシュした。 2着はイチオクノホシ、3着には6番人気のエクセラントカーヴが入線した。配当は単勝470円、馬連810円、馬単1,720円、3連複4,580円、3連単18,150円。勝ったヴィルシーナは父ディープインパクト、母ハルーワスウィート(母父Machiavellian)という血統。馬主は“大魔神”でお馴染み元メジャーリーガーの佐々木主浩氏。 ※詳しいレース結果はコチラ ★昨年の夏に札幌で圧巻デビュー 【メイクデビュー札幌】大魔神期待のヴィルシーナが快勝 ★POGがもっと楽しめる！3歳戦の陣営コメント満載！ 今週の3歳戦「ここが見どころ」 ★今週のメインレース出走各馬の追い切り評価などはコチラ！ データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★皆様のご協力をお願い致します

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