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ブリッシュラック、ロイヤルスズカらを輩出 種牡馬ロイヤルアカデミー死す

現役時はブリーダーズCマイルなどGIを2勝し、種牡馬としてもブリッシュラック(安田記念勝ち)やロイヤルスズカ(スワンS勝ち)を送り出すなどの活躍を見せたロイヤルアカデミー(牡25)が死んだことがわかった。管理するクールモアスタッドのHPで明らかにされたもの。 アメリカ産の同馬は父Nijinsky II、母Crimson Saint(母父Crimson Satan)で、甥(半姉の産駒)にヤングアメリカンS(GI、ダ1700m)勝ち、種牡馬として北米リーディングサイアー2回のストームキャットがいるという血統。現役時はアイルランドのヴィンセント・オブライエン厩舎に所属し、1990年7月に英ニューマーケット競馬場のジュライC(GI、芝1200m)を制覇した。同年10月には米ベルモントパーク競馬場のブリーダーズCマイル(GI、芝1600m)を世界的名手レスター・ピゴットの手綱により勝利。 ブリーダーズCマイル勝ちを最後に引退(通算成績7戦4勝)した後は、翌1991年よりアイルランドで種牡馬生活をスタート(血統表上では先に同名の種牡馬がいるため、Royal Academy IIと表記される)。1994年からはシャトル種牡馬やリース種牡馬としてオーストラリアやアメリカ、日本などでも種付けを行っていた。初年度産駒からオスカーシンドラー(1996年、1997年愛セントレジャー連覇)を送り出し、日本においても1993年度産駒のロイヤルスズカが活躍するなど早くから成功。その他代表的な産駒にイルバチオ(アイビスSD勝ち)、ブリッシュラック、Val Royal(ブリーダーズCマイル勝ち)ら。また豪のブルーダイヤモンドS(GI、芝1200m)など重賞を6勝し、種牡馬としては現在19連勝中の怪物ブラックキャビアを送り出したBel Espritもロイヤルアカデミーの産駒として知られている。 ★週末重賞出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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